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第1785話*
細腰を掴まれ、やや強めにガツン、と最奥を突き上げられた。その衝撃で自分自身からまた体液が迸り、視界が真っ白に点滅する。
もう何回イかされたかわからない。いくら達しても一向に熱は治まらず、イけばイくほど快感が増してしまう。
「うぅ、う……あっ」
ここまで際限がないといくら気持ちよくてもだんだん怖くなってくるもので、アクセルは泣きながら首を振った。
本当は兄に縋りつきたかったのに、後ろで手を縛られているのも辛かった。
「はひ、あひィ……! も、だめ……止まらな……あぁッ!」
「うん……お前、さっきからイきまくってるのに全然治まらない。むしろますます敏感になっているみたいだね」
「ああ、も……怖い……! 気持ちいいの、怖いぃ……!」
「わかったわかった。じゃあ出したらまた休憩しよっか」
「っ……! んぅ……ッ!」
再び兄の熱を腹に注ぎ込まれ、下腹部が一気に苦しくなってくる。
満腹時のような感覚に襲われ、臍の下もぽっこり膨らんできた。
「うぅ、う……あに、うえぇ……」
刺さったまま動きを止めた兄に、泣きながら訴える。
感じすぎて怖いのもあるが、快感と一緒に感情も昂ってしまい、何と言っていいかわからなくなってしまったのだ。
言葉では上手く説明できず、気持ちいいのに怖くて、幸せなのに泣けてきて、ただ子供のように駄々をこねるだけになってしまっている。
「もう、何をそんなに泣いてるんだい? お前は本当に泣き虫だねぇ」
よしよし、と頭を撫でてくる兄。宥めるように濡れた目尻を拭い、額や頬に何度もキスしてくれた。
そんな仕草も今のアクセルには辛くて、涙をこぼしながら兄を呼ぶ。
「あ、にうえ……もう、手……解いて……」
「ありゃ、辛くなってきちゃった?」
「そ、れもある……けど、兄上に……」
「?」
「ぎゅっ、って……したい……」
深いことは考えず、本能が求めていることをそのまま口にする。
途端、食い込んでいた兄がぐうっと大きくなり、中の圧迫感も倍増した。
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