1840 / 2296
第1840話*
下腹部を擦 られ、その刺激で思わず後孔が弛んだ。とろり……と隙間から白濁が漏れ、尻を伝ってシーツに染みを作る。
後ろの粗相にぞっとしていると、兄はさも愉快そうににこりと微笑んだ。
「ま、いっか。いざとなったら中を掃除すればいいんだし。風呂場で綺麗に洗って、リセットしてからまたやったらいいよね」
「っ!? あ、洗った後も……!? 兄上、それは……」
「おや、何を驚いているの? こんなの、前からやってることじゃないか」
「それは、そう……だけど……」
「それとも、やっぱりお前は偽物なのかい? 本物のアクセルじゃないの?」
そんなことを言われ、アクセルはぶんぶんと首を横に振った。
こんなところで偽物だと誤解されてはたまらない。先程本物だと信じてもらえたばかりなのに。
「ふふ、冗談だって。お前のことはちゃんとわかってる。そうやっていつも恥ずかしがってくれるところ、本当に好き」
「兄上……」
「だから私も、つい何度も可愛がっちゃうんだよね」
「あ……うっ!」
中に食い込んでいる兄がぐうっと膨張し、肉襞を圧迫してきた。凄まじい圧迫感に息が詰まり、全身の肌がビリビリ痺れる。
それでも何とか呼吸を整えようとしていたのだが、兄にゆるゆると腰を回され、敏感な襞をゆっくり擦られてしまった。
「はぅッ! あっ、あっ、や……兄上、待ってぇ……!」
「え、これくらいなら大丈夫でしょ? 敏感になってても、十分ついてこられる強さだよ」
「だ、だめ……そ、な……ムリ、感じすぎちゃ……あああっ!」
普段なら耐えられたであろう快感も、今のアクセルには過度な刺激で、一気に頭が吹っ飛びかける。
背骨からぞくぞくしたものが全身に広がり、鳥肌が立って震えが止まらなくなってきた。
少しの刺激でもびくんと腰が大きく跳ね、頭が後ろに反り返って背中が綺麗な弓を描く。
感じすぎて両腕や股間を縛られていることも忘れてしまい、本能のまま兄をきゅうきゅう締めつけて後ろだけで絶頂しまくった。
ともだちにシェアしよう!

