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第1927話*
「あっ……」
兄にがばっと脚を広げられ、股間を全部剥き出しにされてしまう。
本能的な羞恥に狼狽えていたら、少し腰を浮かされて、引き締まった尻の狭間に硬い肉幹を擦り付けられた。尻の割れ目を擦られるだけで、ぞくぞくした痺れが全身に回ってくる。兄のものが欲しくてたまらなくなってくる。
「ふふ、なんかすごく飢えてるね。挿れる前からメスみたいな顔してる」
「そっ……う……メスだなん、て……」
「ああ、違うの。褒めてるんだよ。今のお前、すっごく可愛い。欲しくて欲しくてたまらないって顔、最高に色っぽくて大好き」
「っ、ふ……んんっ!」
焦らすように、兄が先端だけつぷん……と挿し込んできた。
弾力のある秘蕾が大喜びで兄に吸い付き、中の襞が勝手にうねって奥に誘い込んでいる。
こんな状態じゃ、また奥を突かれた瞬間イってしまいそうだ。
アクセルは慌てて自分自身を掴み、今にも全てを挿入しそうな兄に懇願した。
「あ、あの、兄上……。また起きられなくなると困るから、その……今日は一回だけで……」
「ん? そう? 本当に一回だけでいいの?」
こくこくと頷いてみせる。
我を忘れるほど気持ちよくなれるのは嬉しいけど、だからといって翌朝起きられなくなるのは困るのだ。鍛錬に支障が出てしまう。
すると兄は、何か含みのある笑みを浮かべてこんなことを言った。
「なるほどね。つまり今日は、一発で失神してしまうくらいの強烈な快感を期待してるってことか」
「えっ……!? いや、そういうことじゃなく……」
「それならお前、ちゃんと自分で我慢しないとね。しっかりここ握って、辛くても耐えるんだよ」
「あっ……」
ずずず……と兄が腰を進めてくる。
圧迫感が大きくなるにつれ、繊細な襞をも強く擦られ、ゴリゴリ下腹部を抉られて行く。
ようやく欲しかった刺激にありつけて、全身の細胞が歓喜しているのがわかった。
「ふ、んんンン――ッ!」
最奥を突かれた瞬間イきそうになり、必死で自分の根本を喰い締める。
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