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第2244話*
「んんっ、んっ……ふ、うぅ……ッ!」
上と下の口を同時に塞がれ、生理的な苦しみがどんどん増してくる。
下腹部の圧迫はすごいし、息はできないしで、本当に苦しくてたまらない。
それなのに何故か進んで舌を差し出し、アクセルは積極的に兄のキスに応えていた。
感じすぎも辛いはずなのだが、もっともっと気持ちよくなりたいという欲求が湧いてしまって、キスされながらきゅんきゅん後ろの孔を締めてしまう。
「んっ、くっ……んぐっ! んふ、うぅっ!」
「ああ、また締まった……。お前、ガンガン突かれながらキスされるの好きなんだね。さっきから千切れそうなくらい締め付けてくるもの……」
「は……あぁんっ!」
とうとう耐え切れなくなり、ガン、と突かれた拍子に唇を離してしまう。
頭を反らして仰け反りながら、差し出したままの舌をしまうのも忘れてみっともない喘ぎ声を迸らせた。
「はへ……はひ……ふあ、あああっ!」
「ふふ、もう……喘ぎ方もすごいことになってる。お兄ちゃんに抱かれるの、そんなに気持ちいい?」
「き……気持ち、い……気持ちいい……! んああっ!」
「ああもう可愛い……! 可愛すぎて余計に際限なくなりそう……。媚薬とか関係なく、もっともっと乱してあげたくなっちゃうよ……」
「う、あ……んんぅッ!」
再びどぷっ……と腹の奥で熱が弾け、二回目の精液を注ぎ込まれた。
一回目とほとんど変わらない量の欲望が腹に溜まり、だいぶ下腹部が重くなってくる。
「は、あ……あんんんッ!」
イった直後なのに、兄の動きは全く止まらない。
中に出した粘液を内襞に絡ませ、より滑りのよくなった肉棒で内臓を殴ってくる。
ぐちゅっ、たぷん、といやらしい水音が聞こえてきて、抽挿されている後孔からも納まりきらなかった体液が溢れてきた。
それがつー……と尻から滴り落ち、ベッドのシーツにシミを作っていく。
「んっ、く! はぁ、あ……兄上ぇ……!」
「うん、なに? 気持ちよすぎて、わけがわからなくなってきた?」
「はう、あ……っ! も、もう……手、解いてぇ……!」
肩を揺らし、上体を反らして一生懸命訴える。
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