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第3話

「おばあちゃん少し具合が良くなってよかったわぁ」 「そ、そうだね」 政行さんにお尻の孔を拡張された翌日、母さんが一旦帰ってきた。 数日振りに母さんの顔を見たら、胸の奥がチリッと痛んだが俺は顔に笑顔を貼り付けつつ相打ちを打った。 昨日リビングで散々俺の身体を玩具で弄んだ政行さんは、母さんが帰ってくる前にその玩具達を俺の部屋に来て厭らしい言葉とともに置いていった。 「勉強とは関心だなぁ」 夕食を取り部屋で勉強していると政行さんが入ってきた。 政行さんの股間は既にパンパンに腫上がっていて、それを見た瞬間口の中には唾液が溢れてくる。 「なっ!!」 政行さんがおもむろに剛直したぺニスをスラックスから取り出すと、俺に詰め寄ってくる。 「ちょ、ちょっと!下に、母さんがいるんだよ!」 「大丈夫、大きな音を出さなきゃばれやしないさ」 俺が小声でそう訴えかけると、ニヤニヤと笑いながら腕を取られ椅子から引き摺り下ろされる。 そのまま横にあるベットに放り投げられ、顔の上にまたがられてしまう。 何処のエロ漫画だよ…と思いっていると、俺の咥内にぺニスを捻じ込んできた。 「んもっ!」 ペニスを捻じ込まれるとその大きさと臭いに圧倒されてしまう。 俺も政行さんの匂いでむくむくと反応してしまったモノを短パンから引っ張り出してくしゅくしゅと上下に擦る。 「自分で弄っていやらしいな…」 「んんっ!」 口をすぼめて自分でも政行さんのを刺激すると、口の中でどんどん大きく筋張ってくる。 頭がおかしいのは分かっているが、俺の口の中で気持ちよくなってくれる政行さんのモノが愛おしくて、美味しくてたまらなくなっていた。 「イクぞっ!」 「んんっ」 俺と政行さんは声を殺して同時に果てた。 大きな声を出せないもどかしさは悶々とした気分をより一層引き立てることとなった。 その日から俺達は隠れるようにして関係を深めていった。 ある時は部屋でフェラチオをして、ある時はお風呂に一緒に入りボディーソープでの擦りあいをした。 母さんが居るため声を出せないもどかしさもあり、俺と政行さんは完全に最後までできないもどかしさに焦りにも似た感情が募っていった。 + 母さんが帰ってきてからしばらく経った。 俺と政行さんは悶々とした日々の連続で悶々とした日々を過ごしていた。 家では大きな声も出せないし、なにより母さんに怪しまれることが一番まずい。 しかし、そんな不完全燃焼な日が2週間も続いて、ついに政行さんが爆発した。 カチャ 週末の夜、もう限界に来ていた俺と政行さんは母さんが寝たら俺の部屋に来る約束をした。 深夜になり、ようやく政行さんが微かな音を立てつつ俺の部屋にやってきた。 「ほら待ちきれないんだろ?脱げよ…」 政行さんは既に臨戦態勢で、股間がパツンパツンに膨れ上がっていた。 それを手を取られスラックス越しに確認させられると思わずごくりと生唾を飲み込む。 政行さんの体臭と、体温に俺もスウェット越しにでも分かるほど勃ちあがっていた。 本当に短期間の間で政行さんに慣らされてしまっていた。 「んっ、んぅ」 俺達はどちらともなく服を脱ぎ捨て、熱いねっとりとしたキスを交わしながらお互いのを擦っていた。 政行さんの匂いに最近では首筋が熱くなることが増えた気がする。 「ふっう…っ!」 「うわっ!!」 珍しい事に小さな呻き声をあげ政行さんが先に逝ってしまった。 俺は一瞬驚いたが、俺を欲しがってくれているんだと素直に嬉しくなって手のひらに放出された精液をぺろぺろ舐め取る。 やはり政行さんの精液は甘くて美味しかった。 「ローションはどこだ?」 「ん…ちょっと待って」 俺はベットから立ち上がるとローションを机の引き出しから出し、政行さんに渡した。 「優希おいで」 「…うん」 そのままベッドの上に上半身だけ乗せ尻を突き出した体勢になる。 政行さんに名前を呼ばれ、おれはコクリと頷くと下半身に集中した。 「うっ…ふぅ……んっ」 俺のいきむ声に、政行さんが以前部屋に置いていったバイブがアナルから顔を出す。 「ちゃんと言われた通りに入れていたんだな」 「ふぁぁぁ」 ズルゥゥゥゥゥ 政行さんが、俺の孔から顔を出している巨大バイブを勢いよく抜き抜いた。 その衝撃に俺は思わず逝ってしまうが、なんとか足を踏ん張って床に崩れ落ちるのを堪えた。 「逝っちゃったけど、よく倒れるの我慢したな」 「う…ん」 アナルからバイブが完全に抜け落ちると、政行さんが頭を撫でてくれた。 俺はうつ伏せのままコクンと頷く。 「じゃあ、声が漏れるからこれを噛んでろ」 政行さんは俺の口にタオルを噛ませる。 おれはついに本物の政行さんを受け入れる事に不安と共にドキドキと胸の高鳴りを感じていた。 「十分広がってるが、少し我慢してろよ」 くちゅくちゅと俺の孔を弄りながらもう一方の手でコンドームを装着している。 コンドームを付け終わったぺニスをゆっくりと俺の孔に擦り付けてきた。 そうされると期待感で胸が一杯になるがぺニスの熱さが逆にもどかしくて、足を自然と擦り合わせる。 「うぅんんんんんんん!!」 政行さんに何の前触れもなく挿入され、今までにない巨大な異物の進入に悲鳴とも嗚咽ともつかない声をあげるが、タオルのおかけででそこまで大きな声ではなかった。 「くッ!やっぱりまだきついな」 「んんっぅぅぅ」 キツイと言いながらも、政行さんの腰は止まらず少しづつ少しづつ俺の中に進入してききた。 政行さんが入ってくるにつれ内臓が押し上げられる感覚が襲ってくるが、それでも嬉しくて身体が小刻みに震えてしまう。 「ふぅ、根本まで挿ったぞ」 政行さんがじっとしていると、慣れてきたのか俺も徐々に痛みが引いてきた。 腹を優しく撫でられると、腹からジワーとした快感のようなものが体中に拡がると同時に胸にはこの人と一つに成ったんだ…と言う幸福感が込み上げてくる。 「あっ、と、とうさん…もう、動いていいよ」 俺は口からタオルを外し、振り向きつつそう告げると政行さんは何かのスイッチが入った様に俺の尻をガッシリと掴み、ゆっくりゆっくりと引き抜き始めた。 「ふわ、あっぁぁぁ」 まるで内臓ごと持っていかれるような感覚に、背中にぞわぞわと悪寒とも快感とも言い難いものが上がってくる。 俺の中は政行さんのモノを離すまいと、断続的に締め付けていた。 「チッ!」 政行さんは、そのまだるっこしい快感がウザったくなったのか、俺にはお構い無しにピストンのスピードを上げる。 「あっ、あっ、あぁぁ!んっ!」 「ちょっと静かにしてろ」 腰と腰がぶつかるスピードに合わせて俺の背筋には強烈な電流がほとばしるような快感が幾度となく込みあがってきて、声を我慢できなくなっていた。 そんな俺の口を手で覆い、腰を進めてくる政行さんに俺は息苦しさの中に男に征服される快感が少し嬉しかった。 「おら、イクぞッ!!」 政行さんの声とに俺の意識は消し飛んだ。 次に目をさますと、政行さんはコンドームを変えてまた俺の膣に入ってこようとしている最中だった。 3度程うつ伏せの格好で逝かされ、今度は体位を変えて政行さんがベットの上に寝転がる。 俺はその上に跨がるような格好で上に乗せられてしまう。 「あっ…父さんのまだガチガチだ」 まだまだ元気な政行さんのぺニスを手に取り、それを支えながら自分の孔に導き挿れる。 「今の優希の前だと、そこらへんのAV女優も真っ青な程エロイな」 すくすく笑われ揶揄されるが、俺はそれどころではなかった。 「あぅ、はぁ、はぁ」 騎上位の状態で、挿入し終わると俺は政行さんの腹の上に手を着いて一息つく。 身体が政行さんを求めているのを感じる。 「ほら、お前の好きなように動いてごらん」 政行さんは、いたずらっぽく笑いながら俺の手を取って言ってくる。 指先にちゅっとキスなんかしてくる。 この女たらしめ…と思いながら重い腰を上げる。 「あん、あっ、おっ、あっ」 ぱちゅん、ぱちゅんと肌がぶつかる音が部屋に響く。 俺は行為中、最も激しく感じてしまうポイントを覚えてしまい、それに夢中になった。 最初は腰をあげ、ゆっくり抜いて、それが抜けきらないうちに一気に奥まで押し込む。 「ふわぁぁぁ」 勢いよく、一気に押し込むと、腹の底…へその裏辺りにドスンという重い快感が広がり頭が真っ白になる。 もっとその刺激が欲しくて夢中で腰を振っていると、政行さんは涎でベタベタになった口許を拭いながら本当に嬉しそうに俺の顔を見る。 「お前はうまいなぁ」 「んっ…」 指の腹で舌を擦られながら、そう褒められると凄く嬉しくて、政行さんの指にちゅうっと吸い付く。 「もっと気持ちよくしてやろうか」 「ふぁ?」 政行さんが言うやいなや、俺の腰を両手で捕まれた。 俺が腰を降ろすタイミングで、下から突き上げる。 「んんんんんんん」 下からの突き上げに、また意識が飛びそうな位の快感が体中に溢れた。 「イクぞっ!」 「う、うんっ」 幾度かピストンを繰り返される。 また耳元で声をかけられると、政行さんから精を搾り取ろうと自然とアナルがきゅうきゅうと収縮して腹の中に居る政行さんをダイレクトに感じる。 腰を掴んでいる手に力が入り政行さんが身震いをすると、俺の膣に熱いものが拡がっている。 ゴム越しにでもビュッビュッと断続的に出されているのを感じた。 俺で感じてくれたという事実がなんとも嬉しく、それと同時に俺も政行さんの身体の上で果ててまた気を失ってしまった。 その後俺達は部屋で数度声を潜め愛し合った後、風呂場でもボディーソープで戯れて行為を終えた。 終始、政行さんは俺の首の後ろにキスをしたり甘噛みしてくるのが気になったが快楽の前ではそんな些細な事などどうでもよかった。 「優希。もうすぐバース性の検査結果が出る頃だろう?それが出たら、今度いいところに連れいってやるよ」 一緒に風呂に浸かっていると耳元で楽しそうに言われ、俺は胸が高鳴った。 それにしても、俺は政行さんに学校で検査を受けたことなど一切言っていないはずなのに、何で知っているのだろうかと疑問に思った。 しかし、今は心地のいい疲労感に身を委ねる事にする。

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