5 / 42

第5話

「突然変なこと言ってごめんなさい」 「いえ。大丈夫。でも何で…?」 「…信じてもらえないかもですけど…俺実は…夢世界の住人でここに来たのも向こうの指示で。夢世界の住人はこちらの世界で夢魔でお困りの人を助けて評価を受けるんです。普段はこちらの人に紛れて修行のためそれぞれ仕事や学校に行っててこっちで生活して夢の歪みを見付けて…」 「は?」 「俺の管轄エリアにこの家もあるんですけど。最近あなたのところにばかり夢が流れ込んできている。最近何か新しく買ったものやもらったものってないですか?」 「あるにはあるけど…」 最近急に差出人不明の手紙やプレゼントが届くようになった。以前からあったけど最近はそれが頻繁に増えて捨てることもできず全てクローゼットに閉まってある 「見せていただいてもいいです?」 「いいけど」 言われていることは不思議なことや嘘みたいなことばかりなのだが彼。夢叶(むと)くんの澄んだ瞳には逆らえない何かがあった 「…これですね…これ…呪いがかかってますね」 「まじない?」 「はい…あぁ…これ…厄介だな…ここから持ち出すと相手が特定できないようになってる」 「どういうこと?」 「かなり高度なものがかけられてるんです…これだと…上に来てもらうしかないかな…」 「え…と…え?」 「あなたに思いを寄せているものがいる。しかも随分と昔から歪な思いを持ち続けている人…」 「え?」 「その夢から逃れたいですか?」 「この贈り物たちは気味が悪いからやめてほしいけど」 「では…ここに上の者を呼んでも?」 「わかった」

ともだちにシェアしよう!