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第10話
「すいません!麻桜くん。この人いつもこんなんで…」
「えぇ!!酷いなぁ夢叶。昔はあんなにかわいかったのに」
「…2人はすごく仲がいいんだね」
何だか二人のやり取りは懐かしいようなそんな気がしていた。初めてあったのだからそんなはずないのに
夢叶くんの用意した食事はどれも美味しくて久しぶりにたくさん食べた気がする
「ごちそうさまでした。片付け手伝う」
「うん!ありがと。希叶さんも手伝って」
三人で片付けをして帰り支度をしていると再度希叶さんが俺を抱き締めた
「麻桜…ねぇ」
「はい」
「…俺と一緒にいて?」
「お酒飲んでます?大丈夫?何いってるんです?」
「はぁ…もう…希叶さん。座って。麻桜さんまだ時間平気です?」
「あぁ。明日はお休みだから大丈夫だよ」
「希叶さん…取り敢えず麻桜さん離してあげて」
「いやだ…もう…いやだ…」
「…麻桜さん…すいません。我慢してもらっても?」
「わかった」
「これから話すことは…信じられないと思いますけど聞いてくれます?」
「うん」
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