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第11話

夢叶side 「麻桜くん。またここにいたの?」 「あのね…何かね…怖いの…」 「何が?」 「んとね…ん~…怖いの…」 彼は様子が明らかにおかしい…そうおかしいのだ…こんなに小柄だったろうか?それにこんな話し方だっただろうか?嫌…違う… 「おいで」 とてとてと俺の方に歩いて近付いてきた俺よりも小さくなってしまった体をきゅっと抱き締めて撫でる。 「いつから怖いの?」 「んとね…月の見えなかったあの日から…」 新月の夜…彼は何故か夢世界の一番大きな木の下にぼんやり佇んでいた。目は虚ろでただ空を動くこともなく見上げていた 「こんな遅くに何してるの?」 「…来る…僕を迎えに来る…」 それだけいって彼は倒れた 寝室へ運び今見た出来事を皆に話す 「…やはり…この因果から逃れるすべはないのか…」 「どういうことです?」 「それはそれは遠い遠い昔の事…夢世界は大きな魔力により闇に覆われていた…」

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