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第14話
夢叶side
今回この呪いを請け負ったのが元は魔族であった音夢と夢世界の住人である麻桜なのだ。
世界は徐々に乱れ始めている…木々が枯れてしまった森や干からびてしまった川…降りやむことのない死の雨…
その規模は拡大している。恐らく夢が麻桜くんのところに集まるのはその宿命を背負っているから
「麻桜くんが…次の贄に選ばれた…貴方は…元は夢世界の住人です…」
「え?」
「…信じられませんよね?貴方の手の甲…不思議なアザがあるでしょう?」
「あ…」
「これが夢世界の住人という証…俺たちの手の甲にも同じアザがあります」
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