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第26話
夢叶の希叶への想いに俺は気が付いていた
夢叶の希叶をみる目はとても優しかったから…俺はそれに気がついて…一旦身を引こうと思ったんだ…だから希叶に別れを告げたことがある…
その日を境に俺はどんどん幼くなっていって人となった…
俺が音夢のことを諦めようとしたから…だからきっと…
「麻桜くん…音夢さんを助けてあげてください…もう希叶さんはいないから…だから…音夢さんを…」
「…いってくる」
近くにおいていた聖服に着替え息をはく。
一気に跳躍し音夢のいる暗黒の中心へ向かった
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