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2-37 レッツゴー眠らない街

「ふふ」 つい笑ってしまうと、礼美は怪訝な顔で睨んでくる。 「何がおかしいんですか」 「…いえ、ごめんなさい。 うん、あのね礼美さん、こんな俺なんかでも幸せになれるので あなたはもっともーっと幸せになれるに決まってますよ」 「……どういう意味ですか?」 彼女は怖い顔をしていて、 そんなのも普通の人にとってはただの絶望でしかないのだろうけれど。 「あ、そういえばここデザートも美味しいって評判なんですよ 最近の焼肉屋さんってスイーツにも力を入れてるんですって」 ナナメはメニューを手に取り、スイーツのページを探した。 カフェ顔負けのパフェやらデザートプレートなどのメニューが写真付きで載っている。 「パフェ美味しそうだなぁ〜 でもこっちのあんみつも捨てがたい」 1人で喋りながら決めあぐね、複雑そうな顔をしている彼女を盗み見ては もう一冊あったメニューの冊子を彼女に差し出した。 「れいみさんはどれにします?それともお肉追加する?」 彼女は渋々メニューを受け取って、涙を乱雑に拭った。 「どっちも……」 「じゃあそうしましょう」 彼女の食欲に笑ってしまいながらも、 とにかくお腹いっぱい食べさせてやることにするナナメであった。

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