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2-42 お説教ですね。

彼の指先が下着の上を撫で、そのまま通過していって太腿に移動する。 そのくすぐるような手つきと、 触れて欲しい場所に触ってもらえないもどかしさに打ち震えながら ヨコは必死に耐えていた。 やがてナナメはヨコの上を跨ぐように四つん這いになり、 太腿を撫でながら脚を開かせてくる。 「ねえ…何を期待しているんですか?」 なんだかいつもふわふわしている彼にそんな風に高圧的に来られると 暴れることすらできなくなってしまう。 ナナメは表情を変えずに下着の上からヨコの自身を撫で始める。 「ちょっと触られたぐらいで、そんなに物欲しそうにして」 ナナメは猫のようにしなやかに身体をヨコに寄せると、 自身を撫でながら甘えるように耳に唇を近付けた。 「こんなに濡らして、硬くして、 人を誘惑している自覚があるんでしょうね?」 「…っ」 彼の声が、吐息が耳に触れる度に脳が熱を帯びてどうにかなりそうだった。 緩く撫でられているだけなのに中心はどんどん言うことを効かなくなっていき カリカリと優しく引っ掻かれたりすると自分でも分かるほど先走りの液体が下着を汚しているようだった。 「ねえ、誰の手でもこうなっちゃうんですか?ヨコさん…」 「ば、か…んなわけ…っ」 もう片方の手で顎をくすぐられ、 こんな残酷な所業が出来るのはこの世にお前しかおらんだろうとツッコミたかったが あんまり余裕がなくて。 「そんなわけ、何?」 「ナナメ、にしか、ならん…!」 「俺にだけ?」 「ああ…っそうだよ!お前だけ!」 ヨコが観念して叫ぶとナナメは顔を上げて、ふーん、と真顔で見つめてくる。 中心を撫でていた手が下着の中に侵入してきて、直接触れられると 焦らされ続けたそこは彼の手から従順に快楽を受け取った。 「俺だから?こんなにぐちゃぐちゃにしてるのは…」 「…っ…!」 彼はそう言いながらも急に激しく扱いてくる、 下着の中で先走りの液体で滑り 中心はあっという間に昇り詰めてしまって、 訳がわからないまま頭が一瞬真っ白になった。 「あーあ」 責めるような彼の声と呆れたように細められる瞳に何故か、 やってしまった、というような気にさせられる。 「悪い子ですねえ?」

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