113 / 121

2-45 お説教ですね。

「俺を煽って、こんな風にさせて、 …俺にはなんにもないのに……」 先程ヨコの口腔を犯していた指を蕾に沈めて、膝立ちのまま自ら解し始める姿に 目を逸らさねば焼け死ぬのではという程身体の温度が急上昇した。 「っ…あなたにどうやったら、見てもらえるかって… 俺は…こんなに、必死なのに…っ、ん…」 ナナメは託し上げたシャツを噛みながら、ぐちゃぐちゃといやらしい音を立て まるで見せつけるようにしていて、ヨコは頭がどうにかなりそうだった。 「ヨコさん…ねえ、ちゃんと、俺を見てて…?」 どこか泣きそうな顔のナナメに今すぐめちゃくちゃにしたかったが ありえないほどの強度で縛り上げられた腕は一向に解けず、 やがて彼は体内から指を抜き、暴発寸前に張り詰めたヨコの自身を充てがった。 「ん…っ、は、ぁ…、」 甘い吐息を零しながら、彼に飲み込まれて行った自身は引き千切られそうな程締め付けられる。 「なな、め…わかっ、たから…」 ナナメは暫くびくびくと震えていたが、やがてゆっくり腰を揺らし始める。 「わかっ、てないです… ぁ、あなたが、…誰かに、触られたら…っ 俺を思い出す、ように…っしてやる…」 そんなのはもう充分すぎる程なのだが、彼は律動を早め 紅潮した顔を切なげに歪めながら、中心を貪っていて ヨコは変な声が出ぬように唇を噛んで耐えていた。 「っ…ふ、…はぁ…」 ナナメは腰を揺らしながら身体を倒してヨコの鎖骨の辺りに口付けてきた。 ちくりとした甘い痛みを感じながらも、身動きが取り辛い中でも我慢出来ずに腰を揺らしてしまう。 「んっ、…ぁ、ヨコさ…ん、…っ」 首や胸にも吸い付かれ、やがて彼の顔がまたすぐ近くまでやってくる。 滲んだ瞳に見つめられ、唇を舐められるとキスをしたくて その首筋に自分も噛み付きたくて、もどかしくて。

ともだちにシェアしよう!