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朝イチエッチ まさかの延長戦

タオルを巻いただけの格好で、葵に担がれ寝室に戻ると、先に戻っていた涼太が布団を綺麗に整えてくれていた。 「涼太、ありがとう」 「ううん、大丈夫」 真ん中に寝かされると、早速涼太が潜り込んできた。 「真生、俺には!?」 葵も潜り込んできて。 「ありがとう葵」笑顔で返すと、にんまりと満足そうに笑ってくれた。そしたら涼太がまたぶすくってしまい・・・ 結局、俺だけが裸で、二人に交互に抱き枕をして貰いながらあっという間に眠りに落ちていった。 「真生が起きた時、しがみついていた方が先な」 「お互い恨みっこなしだからね」 そんな不埒な会話を二人が交わしているのを、遠くでぼんやりと聞いたような気がした。 そしてーー 何か、ムズムズする。 後ろの蕾にも、妙な圧迫感があるし・・・ あっ、この感じ確か前にもあったような・・・ そうだ‼先週の土曜日‼涼太に抱かれたあの時と一緒だ。 重たい目蓋をやっとの思いで開き、眠り眼を擦りながら、両隣で寝ているはずの恋人たちの姿を探すもの見当たらない。その代わり足の方の布団がやけに大きく膨らんでいた。

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