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一難去って、また一難

一層強く穿たれ、お腹の奥で、葵が熱くたぎる、おびただしい量の欲望を吐き出した。 忙しく呼吸をしながら、彼を見詰めると、唇に、彼の口唇が降りてきた。 「すごく気持ち良かった。でも、全然足りない・・・帰ってきたら、涼太と交代で、もっと沢山セックスしよう」 「体・・・持たない、よ・・・葵・・・」 「大丈夫、あとでたっぷり労ってやるから」 今更だけど、葵も、蓮同様悪魔に見えてきた。 額に、軽くちゅう、とキスをしてくれて、ズルリと後ろの蕾から葵の雄が抜き取られていった。 「まだ、足りないって・・・ここ・・・」 硬度を保ち、屹立する葵の雄。 鈴口からは、ヌラヌラと、白い精が溢れ落ちている。 なんとも、エロい光景だ。 後ろの蕾をツンツンされて、また、後でな、そんなことをいいながら、濡れたタオルで拭いてくれた。 「葵、お前な」 「だって、真生のここ、ひくひくしてて」 「あ゛ーー‼それ以上言うな‼」 羞恥心の一欠片も持ち合わせていないのは、今に始まった事ではないが・・・。 折角のいい男が台無しだ。

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