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夫婦の営み

いち早く異変に気が付いたのは涼太。 「宮尾さん、今日はだめ‼僕の番だよ。昨日、真生といっぱいエッチな事したでしょ」 ん⁉今、確かに葵と。 「エッチな事って・・・お互い、舐めあっただけで、最後まではしてない」 わぁぁ~頼むから、それ以上は言わないでくれ‼ 「それなら邪魔しないで‼今、夫婦の営み中ですから。蓮くんの為、真生との、赤ちゃん作らないと・・・」 俺も、涼太も男‼絶対、無理だから‼ 「ふぅ~ん」 葵が俺の隣によいしょっと腰を下ろしてきた。 腰に掛けてあったタオルケットをペロッと捲られ、「ちょっと待て‼」大慌ててタオルケットを取り返した。 「早く、舐めてって言ってる。ここも真生と同じ欲しがり屋さんだからな。涼太が舐めないんなら、俺が舐めるよ」 「ちょっと、今日は、僕の番‼だめ‼」 涼太が、ムキになって怒り始めた。 「あのなぁ、涼太。俺も、真生の夫。だから、『夫婦の営み』に参加する権利はあるわけ。分かる⁉」 「分かりません。とにかく、真生から手を離して」 「えぇ‼俺だけ、除け者にする訳、酷いな。真生のここ、蜜がほら、もう溢れてきた」 葵の手にしっかりと握られ、動きを封じられた俺の分身。 上下に動かす訳でもなく、先端の窪みを、人指し指の腹でコリコリと弄くるだけ。 葵のイジワル‼ こんな中途半端なのは、生殺しに等しいのに。 しかも、右の乳輪にかぷっとかぶり付いてきた。 「宮尾さん‼」 「涼太には、左の胸があるだろ⁉一人占めは、ズルいぞ」 こうなったら、完全に葵のぺースだ。 「二人とも、明日、六時半時出勤なんだ。遅刻する訳いかないから・・・って、聞いてる❓」 ペチャペチャと、嫌らしい水音が、耳に届く頃には、もう、すっかり息が上がり、二人に、好き放題にされていた。

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