「人が一生懸命幸ちゃん寝かしつけているのに、宮尾さん、何してんの‼」 「何って？夫婦の睦言を交わすのも大事だろ？」 「あのね！！」 「幸寝たの？」 葵の言葉に涼太は、憮然としている。 「まぁ、そのうち直るよ。昼夜逆転してるのも今のうちだろ？あとで幸の面倒みるからさ」 葵の手が、シャツの中へと入ってきた。 ひんやりとした感触に、背筋がゾクゾクする。 胸の小さな突起を指で摘ままれ、やわやわと揉まれれば、 「だめ、葵・・・はぁ・・・ン・・・」 甘いため息が直ぐに漏れた。 「だから、少し待ってろ」 「はぁ、何それ‼」 涼太の抗議・・・多分、葵の耳には届いてない。 「こら葵‼」 片方の手は、ズボンの中に入ってきて、ふにゃりとした俺のを掴んだ。 「真生のは手にすっぽり入るサイズだから揉みやすい」 っておい‼ いちいち感想をいうな‼ 「先ばっかだめ・・・葵・・・んぁ・・・っ‼」 かりかりと爪で引っ掛かれ、思わず体を仰け反らせた。 どろっとしたものが、鈴口から溢れ出た。 「真生、可愛い」 葵の口唇が唇を塞ぎ、何度も口づけを求められ、拙いながら応じていると、俺のが、ぐんと嵩を増したのが分かって、恥ずかしくなって、足を閉じた。 それは、葵も当然なから気づいていて。 無論、涼太も。 「幸ちゃん、少し、大人しくしててね」 我慢も限界に達した涼太は、幸を蓮の隣に寝かせて、速攻で布団の中に入ってきた。 「宮尾さん、少し右にずれてよ」 当たり前だが、かなり、お怒りモードだ。