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夫婦喧嘩は子供たちの前じゃなくてベットの中でするものなのか?
葵の重みと、温かさが心地がいい。
啄む様に優しく唇に口付けされ、力が抜けていくーー。
「ぶん殴りたかったんじゃないか?」
「五月蝿いな」
呆れたように苦笑された。
指と指を絡め、口付けを交わし、互いに愛を囁き合った。
「で、しないの?」
「うん・・・どうしようかなって悩んでいる。今したら、確実に十分で終われる訳ないだろ?でもな・・・」
葵の手が下へと滑り落ちていく。
触れられた所が、ぞくぞくして、それだけで気持ちがいい。
「ぴくぴくして・・・相変わらず感度がいいな・・・まぁ、そうしたの俺と涼太だけど」
葵の大きな手がやんわりと、俺の陰茎を握り締めた。
「ーーあ・・・うっ・・・」
くぐもった声が思わず漏れた。
「何だ、もう半勃ちじゃないか」
「だから、さっきから五月蠅い・・・っあ・・・」
鈴口を爪先でゴリゴリしながら、手の甲で竿を擦られ、甘い声が上がった。
「真生さぁ、横島さんだけど・・・」
「お前なぁ、それ今いう事か・・・」
「だって、涼太の前では禁句だろうが・・・案ずるな、口も手も動かしてやるから・・・」
「はぁ?何それ・・・あぁぁぁ・・・!!」
強く扱かれ、背筋にビリビリとした痺れが走り、身体が大きく撓った。
聞こえたらまずい・・・。
慌てて近くにあった枕を手繰り寄せ顔を埋めた。
本当、いい年して何してんだか・・・
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