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夫婦喧嘩は子供たちの前じゃなくて、ベットの中でするものなのか?
汗と先走りの液でぐっしょり濡れた竿を、葵が動かすたび、ぐじゅぐじゅといやらしい水音が耳に届いてくる。
「う・・・んっ・・・んっ」
声を必死に押し殺し喘ぎ続けた。
「彼、あぁ、見えてバツイチで、5歳の女の子を一人で育てているんだ。詳細は、本人に聞いてみろ。でな、住んでいたアパートが、貰い火で全焼して、親戚の家を転々としているんだけど、肩身が狭い上、気を遣っているうち、その子が全然口もきかないし、笑わなくなったんだと。まぁストレスだろうな・・・で、うちでしばらくその子だけ面倒みてくれないかって」
「へっ・・・?」
今さらりと言っていたけど・・・。
そんな重要な事、まず、涼太に相談するのが筋だろうが。
「何なら父親もセットで面倒みるか?」
「お前は馬鹿か・・・火に・・・油を注いでどうする・・・う・・・あ、あぁ」
駄目だ、頭がぼっとしてきて、正常な判断が出来なくなつている。
「丁度、幸と涼太がきたから聞いてみるよ」
って・・・嘘だろ?
なんで、幸が一緒なんだ。父親があられのない姿をしてるのに。
マジか・・・
「おっ、涼太。また怒ってんのか?」
「どういう事なの!?」
「聞いていたんだろ?そのまんまだ。お前なら、面倒みれる。未沙さんを笑顔にさせたお前なら」
「あのねぇ、勝手に決めないでくれる」
「今度連れてくるから会ってやれ」
「彼には会いたくない」
「大丈夫だ。その子、俺の幼稚園に転園してきて、横島さんが迎えの時間に間に合わない時は俺が面倒みる事になっているから」
「はぁ、なにそれ」
涼太、頭を抱えて大きな溜息を吐いていた。
「どこまで人がいいんだか・・・」
「まぁ、そういうな。」
葵の口唇が首筋を這い、舌を差し出し鎖骨をツツーッと舐めてきて、背筋がゾクゾクと震えた。
「あ・・・ん」
甘ったるい声が漏れて、思わず口を押えた。
俺のが嵩を増し、小さいながらも反り返った。
その先端から、ちろちろと蜜が次から次へと溢れ出てくる。
涼太や、葵、そして幸にまで見られ、羞恥心からか、身体が焼ける様に熱い。
「宮尾さん、交代して」
「やだ」
「やだじゃない。もう十分過ぎたよ」
「えぇ・・・どうするかな?」
「ふざけないで!幸ちゃんと蓮くん見てて」
「そういえば蓮は?」
「工作に夢中になっているからしばらくは大丈夫」
「そう。じゃあ・・・」
ニヤリと葵が薄笑いを浮かべた。
この場合、たいていよからぬ事を考えた時で・・・
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