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夫婦喧嘩は子供たちの前じゃなくて、ベットの中でするものなのか?
「幸、そこに寝せてお前も来い」
そう言いながら手早くズボンのファスナーを下した。
「待て!!いきなりは無理だ・・・」
逃げようとしたものの掴まって、くるっと体を反転させられ、四つん這いの格好に。
「もう、宮尾さんのエッチ・・・」
「そういうお前も、臨戦態勢だろうが」
「だって、真生があんまりにも可愛いから」
涼太は、幸をラグの上に寝せると、俺の下に潜り込んできた。
ってか、お前ら‼
肝心な事忘れてないか?幸、ハイハイできんだぞ。
聞いてるか‼
「あーーうーー」
ころんと寝転がって、しばらく辺りをきょろきょろと見まわす幸。
がちで目が合い、狼狽えた。
「あーーぶーー」
ニコニコの笑顔で、ハイハイして来る幸。随分と早くなった。
「幸ちゃん、ママにパパ貸してね」
俺の首に腕を絡め、口付けをしながら涼太が答えた。
「あーーうーー」
「だめって・・・ママも手離せないよ・・・そうだ、あおパパが遊んでくれるって」
「はぁ!?聞いてないよ・・・」
「今言った。ドアの所にガラガラ音のするボールあるからそれ、幸ちゃんに渡した
ら!?少しなら一人で遊んでるよ」
「たくっ」
何だかんだといって、涼太には頭の上がらない葵。
服を整えながら体を起こすと、幸を抱っこして、ドアの前に座らせ、その小さな手にボールを握らせた。
「あおパパも手離せないから、お利口さんにして遊んでて」
「涼太、葵、何も幸の前で・・・」
「夫婦喧嘩はベットの上でやればいいんだよ。仲直りのエッチがすぐ出来るだろう?まさに、一石二鳥っていうやつだ」
「はぁ」
葵の頭、さっき、ぶん殴っておけば良かったかも・・・。
なんて思っているうち、ヒヤッとした液体が後ろの秘所にたっぷりと塗り込まれていた。
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