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夫婦喧嘩は子供たちの前じゃなくて、ベットの中でするものなのか?
葵がベットに戻るなり、ふぇ~んと泣き出し
てべそをかく幸。
「はぁ・・・もう、パパっ子なんだから」
溜息を吐きながらも、その顔はまんざらでもなく。
「涼太、真生を頼む」
そう言うと、幸の許に駆け寄り、抱き上げると部屋から出て行った。
「涼太・・・一旦、止めないか?」
「やだ」
「そう言うなって・・・ちょっと、涼太!!」
俺の下から這い出してきて、くるっと体の向きを変えさせられた。
そのまま脚を高く掬い上げると、俺の後ろの秘所の蕾に、自分のをあてがうと一気に挿入してきた。
「・・・・あっ・・・あぁぁ!」
何度しても慣れない痛みに顔が歪む。
「大丈夫。すぐに気持ちよくなるから」
「あぁ・・・」
宥めるように額に口付けをしてくれて、ゆっくりと抽送が始まった。
「涼太・・・好き・・・」
「僕も、真生が好き・・・」
互いの指を絡め、睦言を交わせば、より一層繋がりが深くなるーー。
「・・・・あぁ・・・・・ん・・・・」
ずんずんと奥を穿たれ、彼が与えてくれるめくるめく悦楽に我を忘れ、喘ぎ続けた。
「・・・気持ちよかった?」
「うん」
チュッと唇にキスをしてくれる涼太。
夢心地のなか、ふわふわと意識が漂う。
いつになく激しい情交に、疲れ果て、焦点の合わない目で彼を見上げた。
「宮尾さんにに可愛がって貰うんだよ」
頷くと、すでに、俺の中に入っている、葵のが力強く抜き差しを始めた。
「・・・・あっ・・・・・あぁぁ・・・・」
底の無い快楽に再び引きずり込まれ、シーツに顔を擦りつけ、喘ぎ続けた。
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