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3人の愛しい旦那様
あやかの遺骨を無事、お寺に預けた帰り道。
最後までいやいやを繰り返していた蓮は、騒ぎ疲れて葵の背中でぐっすり眠っている。蓮の相手を頑張ってくれたあかりちゃんも、疲れて父親の背中で熟睡中。
幸は、大好きなママを一人で独占出来て、すこぶる機嫌がいい。
「なぁ、真生・・・」
三人に声を掛けられ、それぞれの顔を見上げると、
「帰ったら、エッチしよう」
「僕、頑張って幸ちゃん寝せるから、ね?」
「俺も、交ざらせて貰うから」
「ちょっと待て!!お前ら!!」
住職さんが読経していた間、この三人は、子守りをしながら、何やら真剣な表情で話し合っていた。
「まぁ、優も真生を愛しているんだ。優の昔話、聞いてやれ」
葵、横島さんを名前で呼んでいた。
むろん涼太も。それだけではない。今まで、葵の事を、宮尾さんと呼んでいたのが、葵さんに変わっていた。
「だって、変でしょう。僕だけ、宮尾さんじゃ」
「涼太はいいのか、その・・・」
「嫌だよ。でも、あかりちゃんが、ここを出て、また嫌な思いをする方がもっとイヤかも。だから、真生も覚悟決めたら?」
「葵は?」
「俺!?可愛い妻と、子供達と、涼太がいればいい。優には、今の生活を壊すような真似はするなっと言った」
二人共、横島さん親子をこのまま、家族の一員として迎える事を決めたようだ。
それなら、俺も、覚悟を決めるよ。
横島さんーー否、優を”夫”として受け入れる事を・・・
耳に届くのは、シャワーが流れる水の音と、俺の体を弄り回す、二人の夫の荒い息遣い。
「やぁ・・・ん、そこばっか、だめ・・・」
膝まずき、俺の陰茎を美味しそうに頬張る葵。
優は、背中を支えながら、脇の下から手を前に出し、胸の小さな突起を指で摘まみ、コリコリと擦り合わせながら、執拗に口付けを求めてくる。
「真生、可愛い」
「だろ、俺の自慢の妻だからな」
葵の手が双丘をやわやわと揉み、腰が勝手に揺れ始めた。
「優もすぐ、真生の虜になるよ。欲しがりの我儘さんで、それでいて、イヤらしい・・・」
「もう、虜だよ。すぐにでも、挿れたいけど、涼太待ってないと」
「だな。屁を曲げられたら、大変だからな」
後ろの秘所を、二人の指が行き交う。
ボディーソープをたっぷりと塗り込められ、ゆっくりと優の指が挿いってきた。
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