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康介修斗のバレンタイン 14

「あっ……ひぁっ……うぅ、あぁ……んんっ ……やっ……康介……あ……ごめんっ」 いつも以上に乱れて喘ぎまくっている修斗さん。堪らない顔をして俺にしがみついてくる。 ……可愛いな。なにこの優越感。 「どうしたの? 修斗さん……気持ちいい?……チョコ、美味しかった? 俺もちゃんと食べたかったなぁ……あぁでも今日はたっぷり俺を満足させてくれるんだよね?……いいよね? 修斗さん ……」 意地悪な言い方をしてももうすっかりグズグズになってしまっている修斗さんは、文句も言わず瞳を潤ませて小さく頷く。 チョコのついた唇に吸い付きながら、俺は修斗さんの猛ったそこを激しく扱いた。 「やっ……待って……そんなにしたら……あぁ、イっちゃうって……んっ……んんっ…… 」 修斗さんに肩をきつく捕まれ、質量を増したそこに気が付き俺は扱く手を止めた。 「……イこうとした? ダメだよ、まだイっちゃ……」 わざと修斗さんに意地悪をする。 何かを懇願するような悩ましい顔をして俺の腕に縋る修斗さん。 「んっ……康介…… 」 俺は修斗さんの脇腹、お臍、内腿へとキスを落としながら両膝をグッと持ち上げ、露わになったアナルへと舌を這わせた。 「やっ……!……だめ……康介……やめろって…… 」 少しジタバタしたけど、俺が強く足を押さえそれを止める。 「だめじゃないだろ?……好きにさせてよ修斗さん 」 そう言うと、大人しくなった。 指先にローションをたっぷり落とし、修斗さんの窄まりへと侵入させると指はすんなりと飲み込まれていった。 しばらくの間広げるようにして解すも俺は我慢できずにすぐにそこへ勃起した俺自身をあてがい、ゆっくりと貫いてしまった。 「んあっ……あぁ……あっ……あ……」 修斗さんの腰が逃げたので、俺はその腰を押さえ強引に侵入させる。もう俺は自分の欲のままに修斗さんを抱いてしまった。 「……痛い? 大丈夫? 」 辛そうにも聞こえる修斗さんの喘ぎに少しだけ我にかえる。フルフルと首を振り、小さく「大丈夫」と言う修斗さんにキスを落としながら、ゆっくりと律動を再開した。 唇を噛み声を堪えてるように見える修斗さんを見て、少しの加虐心が顔を出す。 「声我慢してんなよ…… 」 そう言って、修斗さんの口に指を入れ無理矢理に口を開かせた。 「はぁ……あっ、あ……あっ…… 」 可愛く声が漏れ始めたのに気を良くして俺は強く奥へと腰を揺らす。 俺の動きに合わせ、切ない顔をした修斗さんがいやらしく啼く…… 「あぁ……そこっ!待って……だめっ……康介……すごいっ……やだっ…あぁ……ごめん……イクっ……やだっ……うっ……あぁ…」 びくびくと体を震わせ、白濁した物を勢いよく腹の上に弾けさせた修斗さんは息を切らしながら俺の顔を見上げた。今日の修斗さん、いつも以上にエロ過ぎる。前弄ってねえのにイってくれたのがめちゃくちゃ嬉しい。 「康介……イっちゃった……」 顔を赤くして言う修斗さんが可愛くてしょうがないけど……俺はまだまだやめてあげない。 「まだまだだよ……ほら、修斗さん後ろ向いてよ… 」 戸惑う修斗さんを無視して無理矢理後ろを向かせ背中を押さえつける。 「ちょっ……待って……やだっ……んあっ……あ… 」 後ろから無遠慮に突き入れると、俺は夢中で腰を振った。 修斗さんは突っ伏して俺の動きに合わせ喘いでいる。 「修斗さん……どう? ……いいでしょ? ……気持ちい? ……ほら、ちゃんと……声出して……エロい声もっと聞かせろって… 」 後ろから肩を掴み持ち上げると、顔を仰け反らした修斗さんが俺を振り返る。 額に汗して…… やべ……すげえ色っぽい。 「康介……そんなに……んぁっ…激しく……しないで……んっ、あ……やっ… 」 あ……ダメだ。可愛すぎる。 俺ももうイク…… 「ひぁっ……やっ……あっ! あっ! 康介っ……ひぃ……んっ…だめっ……やっ…… 」 ヤバイくらい可愛く喘いでいる修斗さんに、俺はもう爆発寸前! 「修斗さんっ……俺もイクっ……んっ……んっ……ん……んん"っ……」 艶っぽい修斗さんを見て一気に熱が集まり、それからはあっという間にイってしまった。 修斗さんのくびれた綺麗な背中に飛び散った俺のものがなんともいやらしく見えて、瞬時に罪悪感に襲われた。 いそいそと背中をティッシュで拭いてやり、俺はぐったりした修斗さんを後ろから抱きしめた。 「………… 」 「……康介? 何してる?」 修斗さんの声が怖い。 「ごめんなさい。俺……やり過ぎました……よね?」 調子に乗ってしまったのは自覚している。もう俺、根本的にエロいから自制がきかなくなるんだ。わかってる、いつもこれで修斗さんに怒られるんだ…… 汗ばんだうなじに「ごめんなさい」と呟き口付けると、修斗さんはぴくっと首を竦めクスクスと笑った。 「もー! 腰怠い〜! お尻痛い〜! 康介のせいだ〜!悪いと思ったんならさっさとお風呂入れてきて。泡泡のお風呂にしてよね。そんでお風呂出来たら抱っこして連れてって」 振り返った修斗さんが、俺の頬にキスをしながら可愛く笑う。 「はい! 待ってて下さい! 今やって来ますから……」 俺は慌てて修斗さんの髪をかきあげ額にキスをして、風呂の準備に取り掛かった。 ─ 康介修斗のバレンタイン 終わり ─

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