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今年のHalloweenは/高坂と志音⑥
「んっ……んん…… 」
俺は言われるまま、膝立ちで先生に弄られている。
「それにしてもエロいな……これ。敦の趣味かよ」
先生はスカートに手を忍ばせ、太腿をずっと摩っている。
……早くちゃんと触ってほしい。もどかしくて体が疼く。
「ねぇ……女装がいいの? ……女の格好の方が興奮するの?」
気になったから聞いたみた。
「へ? 女の格好だからってわけじゃないだろ。普段しない格好で脚が剥き出し……おまけにノーパンで……ほら、もうスカート押し上げてる。こんな格好させられて恥ずかしがってもじもじしているお前を見て興奮すんだよ」
聞かなきゃよかった。恥ずかしすぎる。
さっきから服の上から脚や尻を撫で回す先生に、俺は焦ったくなりキスを強請る。
「なぁ、ココ……スカートの下、どうなってんだろうな? スカートにシミができてるぞ。いやらしいなぁ。どうしてほしい? さっきからキスばっかでわからねえよ?」
エッチする時の、先生のいつもの意地悪な顔……
俺の鎖骨辺りを甘噛みしながら、俺をじっと見つめる先生の視線に下半身がキュッとする……
「エロい顔してないで早く言えよ……どうしてほしいんだ?」
「………… 」
「ほら、言えよ」
「……って……お願い……ちゃんと触って」
やっぱり恥ずかしくて、誤魔化すようにまたキスをする。
「なんでいつもよりこんなになってんの? 酷いよ……ぐちょぐちょだ」
先生は舌舐めずりして俺のスカートを捲くった。
上を向いて反り勃つ先端から、透明のものが糸を引いて落ちていく……
「興奮し過ぎ……志音おいで」
腰をグッと引き寄せられ、先生は俺のものを口に含んだ。
「んっ!……あっ 」
「気持ちい?……ああ、これ邪魔」
ペロペロと舐めながら、乱暴にガーターベルトを外し、ストッキングも脱がされてしまう。もう散々焦らされていた俺は、先生に触れられるたびに体がビクついてしょうがなかった。
堪らなくなり先生を押し倒して抱きついた。
「陸也さん、もう意地悪はいいから……早く抱いてよ……もっと気持ち良くして……」
先生の首筋に顔を埋めながら腰を擦り付ける。
早く弄って……
俺はもう先生のしなやかな指や、滾ったそれが俺を貫くのを想像して、堪らなく腰が疼く。
「お願い……」
先生の耳を舐める。
「んっ……焦らされると積極的なんだな。エロすぎ……ほら気持ち良くしてやるから……そのフリフリの脱げ……」
フレアスカートを捲られ、俺は自分で上に着ているチューブトップを脱ぎ捨て、先生の服も強引に脱がせた。
「早くっ……陸也さん……来て…… 」
貪るようにキスをすると、あっという間に先生に押し倒され両手を拘束されてしまう。
「もうこれ以上煽るな……啼かせてやるから大人しくしてろ」
そう言って少しだけ乱暴に、それでも優しく俺の脚を開かせた。
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