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第20話
「う゛ッ!」
顔と胸を打ち付け、一瞬、息が出来なくなるみずき…
「このッ!いいかげんにしろッ!」
父は理不尽な事を怒鳴り、勢いのままみずきのズボンと下着を引きずり下ろし…
間をあけず、無理矢理指2本を後ろへ詰めてくる…
「…ッ!うゥッ!」
あまりの痛みに首を強く振り呻くみずき…
初めてされるその行為に愕然とする暇さえあたえず…
ナオキは強張ったみずきの身体をさらに抑えつけ、入れた2本の指を無理に開き、入口を押し割るように強引にナオキのモノを挿入する。
「ッぅ゛ーっ!」
体温を保った塊を無理矢理押し込まれる感覚に…塞がれた口、喉の奥からくぐもった悲鳴をあげる…
(ッ…や、嫌だ…痛いッ)
みずきの瞳から熱い涙が零れ落ちる…
父は力を緩めることなくみずきを犯し続けていく…
激しく後ろから貫かれて…
痛みと嫌悪感、自分の置かれた状況を…現実を受入れられなくなり、失神しそうになるみずき…
激しい痛みを伴う…
繋がった部分から赤く熱い液体が…みずきのふとももを伝い…流れ落ちていく…
苦痛に呻き、意識の朦朧とするみずきを犯し、そのナカへ思いを遂げる父…
「…抵抗するからだッ!」
ナオキは冷たく言い放ち…自分のモノだけ拭い取り、机に俯せたみずきを床に蹴り倒す。
父親に蹴り倒された身体は…冷たい床に転がり…小刻みに震えていた…
そのまま意識を失い…
暗い部屋に一人取り残されるみずき。
数十分してビクッと身体を震わせ、意識をとり戻す…
「…ぅ痛ッ」
身体を動かすと刺すような…走るような痛みが犯された部分から全身へ伝わる。
後ろ手に拘束された腕を無理に動かしていると…ガムテープが緩み、拘束が外れる…
それで口を覆っていたテープも静かに剥がす。
ヒリヒリとテープのアトが痛むが…声も出さず、我慢するみずき…
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