20 / 74

第20話

「う゛ッ!」 顔と胸を打ち付け、一瞬、息が出来なくなるみずき… 「このッ!いいかげんにしろッ!」 父は理不尽な事を怒鳴り、勢いのままみずきのズボンと下着を引きずり下ろし… 間をあけず、無理矢理指2本を後ろへ詰めてくる… 「…ッ!うゥッ!」 あまりの痛みに首を強く振り呻くみずき… 初めてされるその行為に愕然とする暇さえあたえず… ナオキは強張ったみずきの身体をさらに抑えつけ、入れた2本の指を無理に開き、入口を押し割るように強引にナオキのモノを挿入する。 「ッぅ゛ーっ!」 体温を保った塊を無理矢理押し込まれる感覚に…塞がれた口、喉の奥からくぐもった悲鳴をあげる… (ッ…や、嫌だ…痛いッ) みずきの瞳から熱い涙が零れ落ちる… 父は力を緩めることなくみずきを犯し続けていく… 激しく後ろから貫かれて… 痛みと嫌悪感、自分の置かれた状況を…現実を受入れられなくなり、失神しそうになるみずき… 激しい痛みを伴う… 繋がった部分から赤く熱い液体が…みずきのふとももを伝い…流れ落ちていく… 苦痛に呻き、意識の朦朧とするみずきを犯し、そのナカへ思いを遂げる父… 「…抵抗するからだッ!」 ナオキは冷たく言い放ち…自分のモノだけ拭い取り、机に俯せたみずきを床に蹴り倒す。 父親に蹴り倒された身体は…冷たい床に転がり…小刻みに震えていた… そのまま意識を失い… 暗い部屋に一人取り残されるみずき。 数十分してビクッと身体を震わせ、意識をとり戻す… 「…ぅ痛ッ」 身体を動かすと刺すような…走るような痛みが犯された部分から全身へ伝わる。 後ろ手に拘束された腕を無理に動かしていると…ガムテープが緩み、拘束が外れる… それで口を覆っていたテープも静かに剥がす。 ヒリヒリとテープのアトが痛むが…声も出さず、我慢するみずき…

ともだちにシェアしよう!