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第23話
「痛っ…コウヤさん?」
急なコウヤの行動に、驚きながら困惑した表情を向けるみずき。
「…ごめんね、ちょっと痛いかもしれない…」
コウヤは優しく囁き…
みずきを抱き寄せたまま…右手を後ろからズボンの中へすべり込ませる。
「えっ…ッ!?」
急に触れられて
冷たい手の感触に、みずきはビクッと身体を強張らせる。
「大丈夫…」
抱き寄せている左手でトントンと肩を軽く叩きながら…
大腿の間を摩るように触れた後、下着の中へ指を進入させていくコウヤ。
「ッ!?こ…うや、さん…?」
自分のおかれている状況が理解出来なくて、みずきは震えた声でコウヤに訴える…が、コウヤの指は形のいいみずきのお尻の割れ目にまで触れてくる。
「嫌…だ、っ…」
先ほど父からされた行為が蘇り…
身体を震わせて、コウヤから逃れようと胸を押す。
「あぁ、こらこら…嫌だろうけど、ちょっとみせてね」
暴れ、怯えるみずきをいつもの優しい口調で、なだめるコウヤ。
「っ…??ッ、ぅ…」
さらに困惑するみずき。
コウヤはみずきの後ろの硬くすぼんだ入口を撫でるように触れる。
「痛ッ…」
ピリッと痛みがはしる。
なぜ、コウヤがこんなことをするのか…訳がわからなくて涙が出そうになるみずき。
「怖がらないで…酷いことはしないから…ね、…ゆっくり力を抜いてみて…」
本当に優しい口調のコウヤ。
さとすように、耳元で囁かれ…
強張っていた身体が…緊張が、少しずつ解けていく…
完全に力が抜け切るまで、やさしく囁き続ける。
コウヤは、みずきの身体の力が抜けるタイミングをはかって、人指しゆびを…スッと挿入する。
「痛!…イタッ、ぅ、」
父親に犯された後のソコは、やはり痛くて…
コウヤの服を握りしめ…息を詰めて、痛みをやり過ごすみずき。
「…うーん」
コウヤは浅く指を入れて、内側の壁を探るように撫でている。
みずきはコウヤの指がソコに進入してきて…再び身体を強張らせる。
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