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ケンカ2・睦月side

看板や柱の後ろに隠れながら見付からないようにレオくん達を尾行する。 思いっきり不審者な僕を通行人が胡乱な眼で見ていくけど、気にしない!レオくんとの楽しいお喋りが大事だ!! でも、よく聞こえないなぁ…というか何も話してない?…あ、曲がった。僕も急いで道を曲がる。すると、そこは薄暗い路地裏だった。見付かりそうになった僕は慌てて身を隠す。 そして目撃したのは、男の子達の一人がレオくんに殴りかかりレオくんが反撃する光景だった。 えーーーーーーー!!!??何で!!!??? 僕は困惑する。 え!なに!?どうしたの!?ケンカ!? その時レオくんの『ここには色んな奴が居るんだ!当然悪い奴もいる』という今朝の言葉が脳裏に蘇る。 もしかして、彼らとレオくんはお友達じゃないの!? レオくんは悪い子たちに絡まれて…仕方なく正当防衛を… そしてその推測は「お前のその髪ダセェんだよ!今どき金髪って、バッカじゃねーの!!?」との別の子の言葉に当たりだと気付く。ちょっぴり鈍い所のある僕でも流石に。友達ならこんなこと言わない筈だ。 そして珍しくムカムカした。レオくんがダサいだなんて何を言ってるんだ!とってもカッコいいじゃないか!! だいたい酷いよ!レオくん一人に寄ってたかって…恥ずかしくないのか!! 僕は居ても立ってもいられなくなって駆け出した。が、慣れない革靴の紐を踏んづけてしまい顔からスライディングした。 い、痛い…。

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