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第12話

「…あ…ん…っ…ああ…っ…」 眞司は先程から僕の中の、その一点ばかりを指で執拗に擦ってる。 その度に、僕の腰は僕の意志に関係なくビクビクと揺れる。 最初…ソコを触られた時、背中を電流が走った。 それは僕にとっては初めての体験で…眞司が僕のペニスの根元を握ってくれなければ…漏らしていたかもしれない。 「気持ち良い?…もっと良くしてあげる」 背中から眞司に寄りかかっている僕の耳許に眞司が囁く。 それだけで、僕の背中はぞくぞくした。 …下半身に熱が集まっていく…。 「…あ…っ…出る…出ちゃうから…指…外して…」 下半身に集まった熱が、出口を求めてマグマのように暴れている。 「そうだね…俺もそろそろ君のイク顔、見たいし…イカせてあげる」 そう言うと同時に、眞司は爪でソコを引っ掻き…ペニスを押さえていた指を外す。 -その時。 「…ひぎああぁあぁぁーー…」 頭の中が真っ白にスパークし…弾けた。 「…ひぎゃあって…色気ないな」 (…凄い…気持ち良い…) 眞司に笑われても、僕は初めてイッた快感に蕩けて何も言えなかった…。 「一杯、出たな」 僕の顔を覗き込み、眞司が言う。 …僕は先程の自分の醜態を思い出し、赤面する。 「こんな事されても、俺が好き?」 僕はすぐさまコクコクと頷いた。 「…良かった…でも、好きじゃないと言われても、君は僕のペットになるしかないけどね」 和やかに笑って眞司はポケットからスマホを取り出し、画面を僕に向けた。

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