22 / 56

第21話

「…あ…っ…あっ…っ…あ…っ…」 両手を躰の後ろで縛られた僕は、後ろから眞司の友人-和巳に貫かれ、揺さぶられていた。 「…おい、コイツ、大丈夫か?」 「大丈夫、大丈夫。このクリーム、結構、効くらしいから。その内コイツも腰を振り出すって」 心配げに問う和巳に対して、眞司は軽く答えた。 …和巳に抱かれる決心はついても…緊張して躰が硬くなるのはしようがない。 …なかなか痛がって和巳のモノを受け入れる事ができない僕に、眞司は小瓶を取り出し中に入っているクリームを指ですくい、僕の中に塗り込んだ。 -少しして僕の躰に変化が訪れる。 (…痒い…) 中が…むず痒くなってきた。 思わず腰をモジモジと動かし始めた僕を見て、眞司が和巳に目で合図をする。 眞司に目で合図を送られた和巳は、腰をモジモジさせている僕の蕾の中にそっと人差し指を入れて…引っ掻いた。 「…ああ…っ!!」 痒いところを引っ掻かれた気持ち良さに眩暈がする。 鳥肌が立つ。 僕の声に驚いた和巳は、僕の中の指を引っ込めようとして…もっと掻いてほしい僕は指を締め付けてしまう。 (…痒い…) (もっと…もっと…掻いて) ウズウズとした痒みを何とかしてほしくて、僕は眞司を縋るように見詰める。 「どうしてほしいか言えよ」 …分かっていて聞く眞司。 「…か…掻いて…」 「俺に言ってもしようがないだろ。和巳に言えよ」 両手の掌を上に向けて笑う眞司に、唇を噛み締める。 「ほら、どうしてほしいのか言わないと、分かんないだろ」 …痒みはどんどん酷く…広がっていく。 「…お…お願…奥…掻いて…」 我慢できない痒さに腰をモジョモジョと揺らしながら、涙目で眞司に訴える。 …眞司の友人には…無理。 言えない…。 「ソコを掻いてほしいんなら腰を上げて足を拡げろ。ほら、そんなに尻の孔に力を入れたら、和巳が指を動かせないだろ」 眞司に言われた僕は…諦めて目を瞑り、両手を躰の後ろで縛られているから苦しいけど…腰を上げておずおずと両足を拡げる。 「ほら、和巳に頼めよ…どうしてほしい?」 笑いながら眞司が聞いてきて…我慢できない痒みに突き出した腰を揺らしながら、涙目で和巳を見詰めた。 -我慢できない程、中の痒みが広がっていく。 「……お願…指…動かして…掻いて…」 躊躇っていた和巳の指がすり…と動く。 「…ああ…っ!!」 眩暈がする程の気持ち良さ…背中が反り、腰が揺れ、嬌声が洩れる。 (…でも…それじゃ駄目だ…もっと…強く…) 「…もっと…強く…掻いて…」 僕の懇願に指が2本に増え、スリスリと優しく僕の中を動く。 それがもどかしい。 もっと…強く掻いて欲しい…もっと…奥まで…。 僕は無意識に腰を振っていた。  「…もっと…強く…奥に…」 「もっと奥に欲しいんだってさ。和巳、入れる時はゴムしろよ。じゃないとお前も大変な事になるぜ」 面白がるような…笑いを含んだ眞司の声が聞こえた直後、和巳の指が僕の中から引き抜かれ…代わりに太くて熱い楔が僕の中に…。

ともだちにシェアしよう!