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5-プレミアム

『てっとり早く、気持ち良くなりたい』 誰でも一度は思ったことがあることだろう。 普段であれば休日なのにも関わらず、仕事。 俺が顧問である美術部の、非常にデキの良い俺の生徒たちがコンクールで賞を取ったため、美術部全員で、作品が飾られるという美術館へ行ってきた。ちょうど、良い展覧会もしていたし、生徒達にとっても絵を見に行くだけに留まらず、良い経験になったのではなかろうか。 そんなわけで、買い物なんかもついでにして帰ってきたら良い時刻になっていた。 早めに風呂に入ってサッパリしたところでビールを開けて、あー、なんかプレミアムな気分だな。 明日も休みだし、こんな日は料理でも作ろうと思う。 普段は全然しないためか手が遅いけど、せっかくキッチンあるしな。ホワイトソースからなんとかシチューを作り終え、一口食べてテンションが上がる。 風呂も入って腹も満たして、あとにすることと言えばひとつ。 おかえりなさいアナタ。ごはん?おふろ?それとも… そう、俺だ。プレミアムタイムがやってきた。 パジャマを脱いで、生まれたままの姿になる。一気に脱ぐと、酒で少し火照った肌が涼しい。 そしてお楽しみボックスのある寝室ではなく、置き場のない自主制作物などが主に置かれている物置部屋へアレを取りに行く。いかんせん物が大きいために、寝室に置くわけにはいかないのだ。 ちなみに無駄に広いこの部屋はリビングの他に3部屋あって、あとの1つは制作部屋だ。 重量があるソレを丁重に両腕で抱えてリビングまで運ぶ。 見た目は、長方形の土台の上に砲台のような細長い機構が乗っかっていて、中々イカツイ。物全体が黒く、表面はテラリと光る塗装がなされていて、稼動部だけ銀色の金属色がむき出しになっている。 ピストンマシーン。 1人エッチの極みとも言える、ヘビー級のおもちゃである。 テレビの目前にソレを設置し、次いでお気に入りのリアルなバイブも寝室から持ってきて、吸盤部分を一番突き出ている銀色の棒の先端にくっつける。 ローションを傍らに置き、マシンの下には吸水シートを敷いておく。何垂らしても良いようにね。 準備が整い、さあやろうと言いたいところだが、乱暴な使用は危険なため、最初に尻を慣らさなければいけない。 ローションを指に纏わせ、キュッと窄まっている尻穴にも丁寧に塗りつける。 シワを一本一本引き伸ばすように触っていると、次第に括約筋が解れてくる。 ローションを追加し、まずは薬指を押し込んで縁を広げる。 中指、人差し指と増やして行き、中で指をバラバラと動かしたり、時折前立腺を掠めてやりながら無理なく指が動かせるようになるまで続ける。 俺ってば敏感ちゃんだからこれだけでもう気持ちいいんだけど、機械の男優が待ってるから手早くね。 「はっは、…。よし終わり、…ヨシヨシ」 終わる頃には犬みたいに息が上がっていたけど、ローションをピストンマシーンにつけようと振り返って驚く。 あまりに夢中で、テレビをつけるのを忘れていた。

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