11 / 48
5-プレミアム
ローションをディルドにぶっかけてから四つん這いになり、ボコッと高めに張り出したシリコンの亀頭に孔をあてがうと、どうしようもなく興奮する。
尻たぶを両手で割り開き、ディルドに押し付けるように後退していくと質量が中に捻じ込まれていく。
中ほどまで挿入し、手元に伸びたリモコン付きのコードを握りしめ、スピードを調整。7段階まで可能。
グィン、グィン、グィン…
思い切り無機質で定期的な周期の機械音と共にピストンが開始される。
丁寧に慣らしただけはあり、すんなりと抜き差しが開始される。
ピストンが思ったより浅くて、もう少し距離をつめる。
奥の良い所にコツコツと一調子で当たり始めて深い溜息のような感嘆が漏れる。
位置調整するだけで勝手に気持ち良くしてくれるなんて、なんて楽なんだろう。
「んん…ん、…んぁ、ふあ…、ぁ」
脱力しきり、伸びをした猫のような体勢になる。
尻を上げたまま腕を曲げて枕にしてみる。
甘い鼻息がこぼれて、ああもう、このまま寝たら気持ちいいんじゃねえの?
いや、それはもうちょっと楽しんでからにしよう。
既にとろけ始めた思考を振り切り、速度を2段階上げる。
「うっゔ、?!…ん、っひ、っ…、ひ…ん」
奥をゴリリと抉られビックリして飛び起きる。
四つん這いに体勢を戻し、体を捩ると角度が変わり、痛みとも取れるような刺激にヒュ、と喉が鳴って涙が滲む。
即時、腰を動かして調整する。
定期的で絶対に変わらない刺激に着実に追い上げられる。
頭が白く霞んできて、息が細かく震え、今度は生理的な涙が出て視界が歪む。
「あ、あ、あ、っん、ん…!ッ!あ゛ッ!…は、あ゛…っぁ゛」
腰が震えて、ドライでイッた。
ポタポタとフローリングに涙が落ちて、緩々と腰を動かして、まだまだと快楽を強請る。
俺のケツにちょうどいい太さのディルドはそんな俺には構うことなく、周期的な動作で犯し続ける。ウィンウィンと言う機械音は耳まで犯されているような感覚で、股間も収まりそうにもない。
「ん゛…、ーー…っ…!あ、!あ゛ー…、や、ぁ、」
イッたばかりで敏感になった中を容赦なく突かれて、勝手に震えだす手をもう一方の手で支えて2段階強弱を操作すると、機械音が激しくなる。
「ッッ!っあ!!!ア!!ーー!!はひ、ひ、ひゃ」
ああ、バカみたいにキモチイイ。
ガツガツと肉壁を擦り上げ奥にめり込む尖端。
自分ではここまで突き上げることは不可能で、まだ上段階があるとはいえ、人外の域に到達したであろう動作には危険なものを感じる。
一度でさすがに止めようと手を尻の方へやってピストンマシーンを遠ざけようと動かした。
ちげえ、これリモコンだった。
ともだちにシェアしよう!