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33♡ 5P※

33♡ 5P 鍵は掛けてあるけど、誰が突然入って来るかも分からない、扉の向こうは絶えず人が行き交ってるこんな場所で、さっきまで観客やスタッフさんからキャーキャー言われてた聖南が俺を組み敷いてる。 濡れた雄の瞳で俺しか見てない事に異様に興奮してしまって、聖南をぎゅっと抱き締めた。 俺どうしちゃったんだろ。 聖南が好きだって気持ちが溢れてきて、止まらない。 「聖南さん………」 「どしたよ、すげぇ甘えてくんじゃん」 ふっと嬉しそうに笑う聖南の唇から覗く八重歯すら愛おしい。 「……ここどうした? 切れてんぞ。 まさかさっきので…」 ソファに膝を付いてのしかかって来ながら、俺の下唇の端をペロッと舐めてきた。 「あっこれは違います! さっき自分で噛んじゃって…」 「ほんとか? アイツ庇ってない?」 「違います、これはほんと」 「そう……キスしてたら痛いんじゃね?」 「大丈夫です、たくさんして下さい」 「……だからな、煽んなって……」 言いながら鎖骨に吸い付かれて、キスマークを付けられたって分かった。 お互い服は着たままだから新鮮で、いけない事をしている背徳感がまた下半身をムズムズさせた。 「ローションねぇから葉璃ので慣らすからな。 いっぱい出せよ?」 目の前から聖南が消えたから動向を見ていると、ジーンズと下着を取り払われて、すぐさま俺の元気に立ち上がったものを咥えてしまった。 「え………あっ……そんな事っ! 待って…っ……聖南さんっ」 「あれ、シャワー浴びた? お前ほんと綺麗好きな」 「ちょっ、くわえた、まま……!」 俺のを咥えたまま喋るからモゴモゴと歯先が当たって、まともに扱かれてもないのに今にも昇り詰めそうだ。 吸い上げながら器用に根元を擦られて、あふれ出る先走りを口に溜めた聖南はそれを掌に出した。 「……っ………あっ……あぁ、……」 出したものを穴に塗りたくり、また俺のものを咥える。 それを繰り返して、いよいよ俺がイッちゃうって時も、唇を離してくれなくて…。 「あぁぁっ…………や、……はぁ…はぁ……」 早々に放ってしまったそれを今日は飲む事はしなくて、おもむろに足を抱え上げられると、口から直接穴へと舌を使って塗り込まれた。 舌先が入り口からぬるぬると出たり入ったりしていて、早くも気持ち良い。 「指入れっぞー。 力抜けよ」 「……んっ………っ……っっ………」 指で解すのは未だに慣れない。 窄まったそこを広げてくれてる大事な作業なんだって分かってる。 でも最初はどうしても異物感がすごくて力んでしまう。 それに気付いた聖南は毎回、力が抜けるようにってキスしてくれるんだけど、今日は長く聖南の口内に留まってたからか、俺の精液の味が濃くて顔を背けてしまった。 美味しくない、こんなに不味いものをよく平気で舐めたり飲んだり出来るな…。 「こら、キス拒むな」 「だって……マズい……」 「自分のだからいいだろ」 指が二本に増やされて、よりそこが拡がり始めたのを感じながら、そういえば俺は聖南さんのものを咥えた事がないなと思った。 実は、触るのもあんまりした事ない。 聖南のは大きくて口に入れるのは大変かもしれないけど、いつも俺ばっかり気持ち良くしてもらってるから、同じようにしてあげたかった。 「……あ…聖南さんの、聖南さんのもやってあげる」 「はっ!? いや、いい! それはまだいい!」 「なんで? 俺はしちゃダメ? なんで?」 そんな風に激しく断わられるとは思わなくて、ちょっとショックだ。 俺は当然初めてだから、聖南みたいに上手に出来ないし、多分…すごく下手くそ。 だから嫌がってるんだ。 そう思うと何だか悲しくなって、プイと横を向いて聖南の指を思いっ切り締め上げた。 「痛てててっ。 葉璃! なんかまた誤解してねぇっ?」 「ふんっ…………」 「こんなとこでやってもらうとか勿体無ぇだろ、家帰ったらしてくれ。 できるんなら」 「あっっ………そこ……っ」 締め上げた事で、聖南の指が少しでも曲がると電気が走る気持ちいいとこをグンっと押されて。 擦るんじゃなくて押すから、ダイレクトに快感がきて膝が震えてしまった。 いじけたというより、ちょっと寂しい気持ちになってしまった俺の上体を聖南はゆっくり抱き起こして、切れたとこもお構いなしに深く口付けてきた。 「唾液ちょーだい」 「んっ……? ………んんっ…………」 ちょうだいって言われても、どうやってあげたらいいんだって思ったら、口の中を思いっ切り吸われて息が出来ない。 「んむっっ!? …………んー!…」 唾液どころか舌ももがれるかと思った。 聖南は口に含んだ唾液を反り立つ自身へと垂らしていて、それはローションの役割として機能するのか分からなかったけど…なんていやらしい光景なんだって頬が熱くなった。 「俺も……余裕ねーからもう挿れてい?」 「………あっ…んんんっっ 」 もう一度押し倒されて、暗がりの中でも素晴らしくカッコイイ聖南が、俺を見詰めながらじわりじわりと中へ挿入ってくる。

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