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48❥ 4P※

48❥ 4P 挿入の際は苦しくて息を詰めているようだけれど、葉璃のものは十分快楽を楽しんでいる。 先端を触ると先走りが聖南の指先に零れ落ちてきたので、迷う事なくそれを舐めた。 「………やだ、やだ、せなさんっ……やっぱりきらい………っ」 「あ? 何が嫌いって?」 「これ、……あぅっ……これ、せなさん、………見えない…っ……あっ…」 「俺も葉璃の顔見れねぇのは嫌だけど、俺はバック好きなんだよね。 ……こうやって…ぜんぶ触れんじゃん?」 葉璃のものと乳首を両手を駆使して同時に愛撫してやると、穴が一段と締まって感じている事が分かった。 どの体位が好きかなどあまり関係なかったが、聖南は葉璃の「きらい」発言に一瞬ヒヤリとしたので、少しばかり意地悪をしてみている。 「あぁっ……だめ、……んんーっ…イきそ、だから……やめ…っ」 「やめねぇよ、これがセックスだからな」 「………んっ……! なん、で……っ、せ、なさん……」 腰を動かし続けて、乳首も中心部も弄くられ、さらには背中から項にかけてを舐め上げられては、葉璃の悶えが加速していってついには涙を流し始めた。 『泣いてんの見てかわいーって思うなんて…俺サドの気あんのかな』 優しくするのもいいが、涙目で苦しげに聖南を振り返る葉璃も大好きで、自分しか知らないであろうこの乱れた姿が聖南の心をいつまでもドキドキさせる。 「………あっ、やっ、まって、………はやく…しないで…! あたる、あたるからっ…」 「たまんねぇよなー。 葉璃も気持ちぃし、俺も気持ちぃー…」 葉璃の腰を持ってピストンを開始すると、思いがけず何度も葉璃の良いところを擦っているようで涙が止まらない様子である。 あまりの気持ち良さに、聖南も恍惚とした。 まだまだ葉璃は意図して締めたり緩めたりをしないので、キツ過ぎるそれに聖南は我慢するのもやっとなのだが、これが自由自在に動かせるようになったらと思うと薄ら怖い。 今でも必死なのに、小悪魔である葉璃がその技を身に付けたら聖南はどうなってしまうのだろう。 「………葉璃、舌」 何も分からないままの葉璃が、少しずつ聖南との行為で色々な事を学んでいき、花開く優越感を思えば何て事はない。はず。 聖南は一度ピストンをやめて葉璃の顎を取ると、後ろからキスをねだった。 このまま何も知らないままでいい、けれどもっと乱れた葉璃が内に隠れているのなら、何年掛かってでも探し当てたい。 大好きな葉璃は舌を出して身を捩り、聖南に両腕を広げて甘えてきた。 挿入したままなのでそんなに体を捻ったらきっと痛みが走るだろうに、葉璃は構わず聖南を求めた。 『はぁ……かわいーって言葉の最上級って何だろ』 切なく眉を顰めてキスに応えてくれる葉璃の体をつながったまま反転させて押し倒し、素早くピストンを再開した。

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