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48❥ 7P※

48❥ 7P 「あぶなっ…! 聖南さん、水零すとこでしたよ!」 「いいじゃん、零しとけば。 あ、でもやっぱ俺もちょうだい」 「んむっっ…」 押し倒した葉璃を抱き上げて聖南の膝に乗せると、無理やり水を口に含ませた。 そしてそれを聖南が吸い上げていく。 わざわざ葉璃経由で水分補給した聖南は、葉璃の顎に滴る水を舐め取って微笑んだ。 「溺れそうになったんだけど…」 聖南が葉璃にベタベタするのは今に始まった事ではないけれど、葉璃は目の前の男が本当にあの、世間でワーキャー言われて歌って踊るセナなのかたまに分からなくなる時がある。 「溺れたら俺が助けてやるから心配すんな」 「え、ちょっ、……っん、んんっーっ…!」 ニヤッと笑った聖南は、葉璃の体を抱き上げてまったく衰えないそれを穴に押し当ててじわじわと挿入していった。 中はさっきまでの聖南の先走りとローションでぬるぬるしていて、思いの外スムーズに入ってしまい葉璃の喉がのけ反ってキュッと瞳を瞑っている。 「…っなん、なんでまた……!」 「最長記録更新、なっ」 「そんなのいいって、言ったのに……っ…あっ、揺らさない、で、…! やっ、やっ……っ」 下から突き上げながら腰を回すと、抱き締めた葉璃の背中が大きくしなって向こうへ倒れていきそうだ。 同時に中もぎゅうっと締まってしまい、感じているのだと分かってはいてもその快感は聖南にとっても動けなくなるほど強烈だった。 「っ………葉璃、んな締めんな、絞ろうとすんな」 「してな、っ! そん、なの………あっ、あっ、できなっ……」 「じゃ、無意識ってこと? …小悪魔葉璃ちゃん?」 「やっっ、……お腹、くるし……っ…あっ、んっ…っ…!」 座位だと聖南のものが葉璃の体重によって深く入っていくためか、聖南にしがみついていた腕がお腹を抑えて苦しそうに目尻に涙を溜め始めている。 悶えるように聖南の胸に頭をコツン、と乗せた葉璃を下から突き上げていくと、揺れる体がピクピクっと痙攣して達したのだと分かった。 もう葉璃のものは勃たずに、透明な液体がトロッと溢れて二人の股間付近を流れ落ちる。 「葉璃、舌」 「……ん…。 んっ…む、………ふっ…」 『あー…かわい。 ぜんぶかわいー……』 達した事で少し朦朧としているようで、虚ろな瞳が優しく聖南を見詰めている。 目尻の上がった大きな瞳は今、薄っすらと閉じかけて目元はピンクに染まり、その欲情に濡れたトロ顔を見ただけで聖南はイってしまいそうだった。 聖南が覆うと葉璃の体をすっぽりと包み込んでしまう華奢さも、毎回目眩を覚えるほど愛しく感じる。 何時間にも及ぶ行為に必死についてくるし(堕ちてもすぐ叩き起こすせいでもある)、聖南の愛をこの小さな体が受け止めてくれているのだと思うと、本当に葉璃以外はどうでもいい。 体を揺さぶって悶え泣く葉璃の喉に吸い付こうとして、慌ててやめた。 『あぶねっ、ここはマズイよな』 ほんの少し鬱血した跡を見ながら、こんなに分かりやすいところにキスマークを付けたら、外に出歩けないといよいよ葉璃が本気で怒りそうだ。 「あっ……せなさ、んっ…あっあっ、やっ、もう……ゆるし、てっ……」 「何を? 別に俺怒ってねぇけど?」 「これ、っ………これ、やめて、おねがい…!」 「これ?」 きっともう葉璃はヘトヘトなのだ。 大きく揺れる体とは対象的に、力なく聖南にしがみつく手のひらは完全に脱力しきっている。 すべて分かっているのに、聖南は意地悪く葉璃の下唇を甘噛みした。 「これってなんだろー?」 「……あっ……んんッ、や、……なんでっ…?」 「分かんねぇな〜なんだろうな〜これって〜?」 「……っ……これ、つかれた! ……エッチする、の、っ……も…つかれたの!」 「ふふっ…」 ーーー可愛い。 言わせたい台詞が聞けて、思わず聖南は笑ってしまった。 言っている事も、言葉も、話し方も幼いのに、目の前で聖南に貫かれている葉璃はこんなにも美しく乱れている。 『興奮するなっつー方が無理だろ』 疲れた、と言い始める葉璃を抱き続ける紛うこと無き絶倫の聖南は、優しくしたい、やめてあげなきゃと思うのに己の尽きることのない欲望に従うしかなかった。 目の前の可愛い人に、メロメロだからだ。

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