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第63話

畳から背中を離すとにじり寄る。 まだしっとりする首筋に触れると、体内から熱されているのが分かった。 「光輝さんの身体アツいね」 「まっ…あ、あせ…ぁっ、」 「汗?」 麦茶の置かれた机に足をぶつけてしまわない様、腰を抱くと信じられない位に肩を跳ねさせた。 女慣れ…人間慣れしていないと丸分かりだが、古志の独占欲を満たすには十分な反応。 「汗かいて、ます…から…」 「良いじゃん。 舐めたい」 べろっと首筋を舐めながら堅苦しいYシャツのボタンを外していく。 素肌に触れようとしたが、それを阻止する更に堅苦しいシャツに触れた。 らしいと言えばらしいシャツの裾から腹をまさぐると擽ったいのと恥ずかしいのとが混じった顔をする。 「こ、し…く……だ、め……だ……ぁ」 「壁薄いんだろ。 聞こえますよ」 チチ… 「どんぐ…」 可愛い相川先生。 今日も恥ずかしがりながら俺に犯されるんだろうな。

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