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「……さて、そろそろこの温度にも慣れたか」 「クスクス、そうですね」 そろそろ泳ごうかと腹に回してた腕を上の方へずらすと。 「っ、ん」 「ん?」 ピクンと震えるケイスケの身体。 見ると、まだ寒かったのか乳首がプックリと立ち上がっていた。 「フッ、寒かったのか?」 「っ、ぁ……そんなことは、っん」 指でゆっくりと撫でてやると、いやらしく身体をくねらせる。 「ふぅん?その割には、もうこんなにコリコリだけど?」 両手でキュッと摘んでやると「ぁあんっ」と身体が弓なりに仰け反った。 (あー、エロいな) その背中にチュッと口づけ、舌でツゥ…と首筋に向けて舐める。 「っひ、ぁあ…ぁ、そ、それだめっ、です……っ」 そのまま、首筋にキスマークをいくつも付けていく。 「あっ…っぁん、ん、んんっ、だめぇ」 「チュッ、チュ…へぇ、まだ駄目とか言うのか? こんな乳首勃たせて」 「ぁあんっ、っはぁ……ぁ…ここじゃ、だめっ、です… シュントさ……っ」 瞳を濡らしながら悩ましげに眉を潜めて、吐息で名前を呼ばれて。 (くっそ…だからエロいんだっつの……) 少し負けた気がして、緩く触っていた乳首を強めに摘み、ギュッ!と前に引っ張った。 「っぁああ! ぁん! ぁ、シュントさん!」 だめっ!とケイスケが阻止するように俺の両手に自分の両手を重ねるが、それには力が入ってない。 「ふぅん。力入ってねぇぞ。 なぁ、ケイスケ……」 耳元でハァ……と言うと、また熱を帯びた声があがる。 「はぁっ、は、はぁ…シュ、トっ、も、やめてっ…もっ、あぁぁ…っ!」 「顔トロけてるぞ、いいじゃん気持ちいいんだろ?」 「ぁあぅっ……っちが! いつもより…感じちゃ……っ」 「クックッ、まぁ外だしなぁ。しかもプールの中だし」 冷たい水の中後ろから俺に弄り倒されて、自分が震える度にその振動で周りの水が音を立てて。 多分、こいつはそういうのに興奮してるんだと思う。 コリコリと主張する乳首を両手で摘んだり押したり引っ張ったりしながら、口で目の前にあるこいつの耳を、ピチャピチャわざと音を立てながら攻めていく。 「ひっ、ひぁぁ…っ!ぁっ、だめぇ…っ、ぁあっ、ぁっ! もっ、シュ、トぉ……っ、もっでちゃ……」 「もう? いつもより早いな。興奮したのか……?」 上半身の刺激だけでイけるように、既に櫻を開発済みだ。 乳首を責める手を片方離して水着の下で膨らんでいるモノを撫でてやると、ビクンッ!と大きくケイスケが跳ねた。 「や! だめ、だめでちゃぅ、からっ……ほんとに、ゃめてっ」 「出せば? 遠慮せずに、ほら」 (どうせ一旦プールの水、全部流すんだし) グリッと膝で下を刺激しながら両手で乳首を弄り、首筋にキスを落としていく。 「あぁぁあ!ぁん!シュ、トっねが…だめっ、だめぇ!」 ビクンビクンと跳ねて、もういつものケイスケならイッてるだろうに。 「ひっ! っだめ…だめだめっ!ゃめてぇ!」 生徒が使うプールだからなのか、必死に我慢している。 「っねが、おねがぃシュント! もっ、これ…以上はぁ……っ!」 目に涙を浮かべながら、悩ましげな表情で必死に後ろの俺に振り替えってきて。 (くっそ、逆効果だっての……) だが、仮にもこいつも先生だ、ここで出させるのは流石に可哀想か…… 「はぁー。ったく、しょうがねぇなぁ……」 サバンッと水中でケイスケを横抱きにして、そのままシャワー室に向かった。

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