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言われた通りに口を大きく動かしたり先を吸ったり、咥えきれない部分は両手で触ったりしながら必死になる。 (美味しくは…ない、なぁ……っ) 決して美味しいとは言えない味。 それでも、これがレイヤの味なのかと思えばそれさえも愛おしい。 「っ、はぁ…ハル」 何かに耐えるような声が聞こえて、視線だけ上げてみる。 「っ、」 そこには、眉間にシワを寄せて俺を見つめるレイヤがいた。 (や、ば……っ) その姿が何ともかっこよくて こう…フェロモンが出てるというか、煽情的すぎて 見てるこっちもまた体がドクリと熱くなってくる。 (レイヤ……) もっと気持ちよくしたくて、思わず先端をチュルッ!と強く吸った。 「っ! は……くそっ」 「ん、プハッ! へ……?」 ドサッ! 「ぇ、ちょっ、レイーー んぅ」 いきなり後ろに倒されたと思ったら、激しく唇を塞がれる。 「ん、んぅぅ…ふ、ぁ、ぁむっ、ん、ーーひぁあ!?」 「へぇ。俺の咥えながらこんなにしてたのか?」 (ぅそ…俺、また勃っちゃってる……!?) グリッ 「んあぁっ!」 「はっ、ハル……」 さっきまで咥えてたモノで、俺のモノをグリグリ刺激される。 そのまま、ベッドの引き出しからいつの間にか取り出していたローションをトロトロとかけられ、グチュリと大きな手で一緒に握られた。 「あ、ぁ待っ…、これ、へん……っ」 レイヤの熱いモノと一緒にレイヤの手で握られて、ヌルヌルする初めての感覚に思わず不安になり目の前の顔を見る 「フッ、大丈夫だ。直ぐに良くなる」 グチュ、グチュリ…とその手が動き始めた。 「ふぁぁっ!ぁ、ぁあぁ」 (なに、これぇ……っ) 今まで味わったことの無い強い快感に、身体がビクッ!と大きく震える。 「はぁっ、っ、ハル……」 「ぁあっ、ぁ、レ、ヤぁ…!」 「っ、その顔、反則……っ」 「ひぁぁっん!」 グリッと先端を刺激され、背中が仰け反る。 (も…だめぇ……っ) まだちょっとしか触られてないのに、もうイきそうで。 「ぁ、あぁ、レイっ!」 「あぁ、俺もだハル…っ」 グチュグチュという恥ずかしい音が、更に大きくなった。 「ふあぁぁっ!ぁ、ぁあぁっ、も、でちゃっ」 「っ、ハル、ハル……っ!」 「ぁ、レ、ヤっ、レイ、ヤ、レイヤぁっ!」 「「~~~~っ!!」」 ドクンッ!と一緒に震えた。 それからは、もう訳もわからないくらいドロドロにされて 何回も何回もイかされて、一緒にイって 最後までしなくても、やり方はこんなにあるのかと言うくらいに…貪られた。 ただただ、本当に熱くて 嬉しくて。 「っ、ね…レイヤ……」 「? 何だ?」 「キス…しながら、イ、きた……っ」 「フッ、いいぜ。ほら」 「んっーー」 ニヤリと笑うレイヤは、最高にかっこよくて。 「んっ、ふぁぁ!ぁ、ぁふっ…ん、んぅぅ……!」 震える俺を、触りながらも片手できつく抱きしめてくれて。 初めてということを考慮してか、恐怖心を与えないように優しく 優しく、俺を扱ってくれて。 「んぅ、ん、んっ、んん!ん、んぁぁ!」 「っ、はぁ…っ」 「「んっ、~~~~っ!!」」 ビクンッ!と一緒に身体が跳ねて、トロリとした温かいものがレイヤのと一緒に漏れ出た感覚がした。 それに、どうしようもなく身体が震えて。 (あぁ、俺…いま……っ) ーー多分、世界で一番……幸せだ。 柔らかくて、ただただ暖かい。 「クスッ、頑張ったな」 よしよしと労わるように頭を撫でてくれた。 もっと一緒にこの時間を過ごしたいのに、体はもう限界のようで。 「レ…ヤ……」 「ん、ここにいるから。安心しろ」 「………ずっと…い、しょに……いて、くれる…?」 「あぁ、ずっと一緒だ。もう離さねぇよ」 ぎゅうっと汗ばんだ身体が抱きしめてくれる。 「~~っ、ぅん……」 (あぁ…しあわせだ……) 幸せすぎて、暖かくて涙が溢れてきて 優しく微笑みながら見つめてくれるレイヤに安心しながら 抗うことなく、眠りの底に落ちていったーー

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