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2 ※
え、どうしよ……
大体、何でこんなになってんの!?
『アキ……』
「っ、」
そうだ、今俺がエロいこと考えてたからだ。
うわ、俺バカなの!? 何でそんなこと考えてんだよ!!
早くベッドから出なきゃと思うけど、でも気持ちくてついつい触ってしまって。
「…ふ、ぁぁ……っ」
漏れる声が恥ずかしくて布団を頭まで被る……と
ふわりと香ってきたのは、レイヤの匂い。
「ぁ ーーっ、」
(やば)
ズグンと一瞬にして熱いものが身体中を駆け巡り、俺のモノはズボンの上からでも分かるくらいに完勃ちしてしまった。
「っ、嘘……」
(ど、しよ)
収まって欲しいのに、身体の熱は一向に上がっていくばかり。
ズボンを撫でる手も止められなくて。
「うぅ…っ、ん」
ベルトを外してチャックを下ろし、震える手を直接いれてみると、クチュリとした感触。
(は、ぇ?)
ズボンの上からの刺激だけだったのに、もう先走りが溢れていた。
「はぁ……ぁ、ふっ」
ドクリと心臓が鳴って、指がどんどん自身を虐めていく。
恋人であれ、あくまでも此処は人様の部屋のベッドで、こんな自嘲行為しちゃいけない場所なのに…なのに……
『アキ……』
「っ、レイ、ヤ……」
レイヤの匂いがいっぱいするこの布団の中から、出ることができない。
それどころか…自分の指なのになんだかレイヤに触られてるような感覚になってしまって、どうしようもなくて。
「ぁ、ぁ、レイ……っ」
(どう、し…よぉ……)
熱い、熱い、気持ちいい。
「んん!」
いつもレイヤがしてくれるみたいに鈴口へグリっと指先を入れると、ゾクゾクッと背中に電流が流れた。
(ぁ…も、無理……)
身体を動かして、ボフンッと隣の…レイヤの枕へ移動する。
「は、はぁ……レイヤぁ」
もっと…もっと気持ちよくなりたい。
スゥ……ッと思いっきり息を吸い込むと、大好きな匂いが肺いっぱいに入ってきて
俺の脳は、考えるのを辞めた。
「ぁ、ぁあ…は、ぁあっ」
ズボンはそのままに、シャツのボタンを開け乳首をキュッと摘む。
今まで、オナニーの時は絶対乳首なんか触らなかった。
それなのに、快感を知った今…気持ちよくて堪らなくて。
(気持ちい…気持ちいよレイヤ……っ)
一度火照った身体はもう元には戻らなくて。
レイヤの匂いに包まれる中、いつも触られるみたいに両手でクルクル周りを刺激しながら時折ギュッギュと潰していく。
「はぁ……ぁ、あぅぅっ」
『気持ちいいか? アキ』
「ん…いぃ、きもちぃよ、レイヤぁ……」
『ククッ、可愛いな』
「ぁっ、んあぁぁ!」
キューッと両方の乳首を引っ張ってしまって、身体が震えた。
それを、今度はグリグリッと指で潰していく。
「は、ぁあぁぁ…!」
『お前、これどっちも好きだよな』
(ん、好き…どっちも好き……)
引っ張られるのもグリグリされるのも、どっちも同じくらい気持ちいい。
「はぁ…もっ、もっかい……っぁあぁ!」
『腰揺れてんぞ、アキ』
レイヤの艶やかな声が脳内に響いて、それにゾクリと身体の温度が上がってしまって。
「ぁ…ぁあん!ん、レイぃ……っ」
片手で乳首を触る手はそのままに、もう片方の手をさっきまで触ってた場所へゆっくり下ろした。
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