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3 ※
ビクッ
「ふあぁぁ」
(ぅ、そ……)
さっきも先走りで濡れていたけど、それとは比べものにならない程俺のモノはグジュグジュになっていた。
少ししか撫でてないのに、ビリッと電流が流れそれが熱に変わっていく。
「は…ぁ、ぁあ、あっ」
ピクッピクッと震えるモノを掌で包んで緩く上下に動かすと、びっくりするほど気持ちよくて。
(声、止まんな)
枕に顔を沈めると、直ぐに鼻先にレイヤの匂いを捉えてぼうっとしてくる。
(も……逃げら、れ)
『誰から逃げようって?』
「ぁああ!ぁ ーーっ!」
ギュッと乳首を強く摘み一緒に鈴口を刺激すると、強すぎる快感にグジュリと更に汁が溢れてきた。
「はぁ…ぁ、レイ、レイヤぁ」
足りない……足りない。
(もっと)
もっと…快感が欲しい……
「ぁ、は……ん」
ズボンと一緒に下着も膝まで下ろし、沢山出ている先走りを指に絡める。
そして、それをーー
「んぁぁっ」
クチュンと、後孔に入れた。
自分でするのは初めてでなかなか難しく、片手で尻を掴みながら何とか指を進めていく。
「ぁ…はぁ……ぁ」
始めの時みたいな異物感は、もう回数をこなして無くなった。
今あるのは、純粋に気持ちいいという快感だけ。
(ぁ、あつ…い)
初めて触った自分のナカ。
予想以上に熱くて、入れた俺の指へキュウキュウ絡み付いてきて、なんだか……
「エ…ロ……っ」
レイヤはいつもココに指を入れてるんだなぁと思うと一気に全感覚が後孔へ集まって、嫌でも自分の指の形を意識してしまう。
「ぁ、ぁあっ、ゃ、だ……」
『嫌なのか? 気持ち良さそうじゃねぇか』
「っ、レ、イぃ……」
も…も、やだ、もう駄目。
(動かして、レイヤぁっ)
『あぁ? しょうがねぇな。ほら、貸せ』
「んぁあっ、あ!」
自分の掬った先走りでグジュグジュに溶かされる後孔。
レイヤにされるみたいに動かすと直ぐに快感がやってきて、声が止められなくて。
『指、増やすぞ』
「ん、んっ、はぁ…ぁあ!」
もう一本入れるとクチュンと簡単に入って、そのまま直ぐにもう一本入れた。
それをギリギリまで奥に沈め、バラバラに動かす。
「はっ、あ、あぁ、ひあぁぁ!」
『ククッ、お前本当これ好きだよな』
「はぁ…ぁ!好きぃっ」
指いっぱいでナカを触ってくれてる感覚が、堪らない。
お腹がキュンキュンして、つい後孔に力を入れてしまう。
ーーけど、
「ん、んぅ……ぁ、は……っ!」
(当たら…な、い……?)
前立腺。
俺の一番気持ちいいトコロ。
そこに、指が当たらない。
「ゃ……う、そ」
何度も何度もレイヤの指やレイヤ自身に刺激され、嫌でも教わったその場所。
なんとなく近くまではいけるのに、触り方が悪いのか中々当たらない。
「ぁ、ゃだっ」
ここまでやったのに、そんなの嘘。
嫌だ、触りたい…触ってあの快感が…欲しい……
「ひっ、ぅ」
一番長い指をぎゅぅっと入れても当てれることはできなくて、惜しい場所を引っ掻いてしまう。
「ぅ、えぇ……レイ、ヤっ」
(レイヤ、助けて)
前立腺をグリグリされたい。
思いっきり刺激してもらって、イきたい。
もう俺…アソコの快感がないと、イきたくないよ……
もう少しなのに…後ちょっとなのに、触れなくて涙がじんわり浮かんできて。
(レイヤ…レイヤ、レイヤ、レイヤ、レイヤ)
「ふ…ぇっ……レイ、y」
「ーー随分楽しそうなことしてんじゃねぇか、アキ」
バサリと、被ってた布団が一気に取り払われた。
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