「ーーへぇ、トコロテンか。 出来んじゃねぇかアキ」 (へ……？) 快感がなかなか治らなくてビクビク震えてしまって。 そんな俺の手を取って、自分のモノに持っていかれる。 「お前ひと突きしただけでイったんだぜ、今」 「ん……っ」 クチュリと触ると、先走りとは違う精液の感触。 ぅ、そ……俺、挿れられただけでイったのか？ そんな、今までそんなに感じたこと…無かっt 「あぁっ」 ズル…ッと抜かれる感覚。 そしてまたズンッ！と一気に押し戻される。 「あ、あ、あ！ ぁあ！」 「いつもより締まる……っ！」 レイヤから出てる先走りも追加されて、後孔がグチュグチュ音を立ててるのが嫌でも聞こえきて。 でも、それよりも (ゃば、なに…これぇ……) 今までの敏感さにプラスしてイッた後の余韻もあってか。 「あぁ、んっ！」 ーーキモチイイが、止まらない。 「ハッ。凄ぇなアキ、気持ちいのか？」 「ぁ…もちぃ……きもちぃ……ひあぁ！」 さっきイッたくせに、直ぐまた熱が集まってくる。 思いっきり攻めたてられてるナカが気持ちよくて、後ろがいっぱいキュンキュンする。 すご、すごい、こんなの知らない。 俺の身体……どうしちゃったの？ ぎゅぅっとレイヤに抱きしめられて、今まで嗅いでた匂いとは全然違う本物のレイヤの香りに…もっと胸が熱くなって。 「ーーっ！んな、締めんな」 「あぁっ、あ、はぁ、ひ！」 も、どうしよ…… このままじゃ…俺、またイッちゃ……… 「っ、一回出すぞ」 「あぁぁ…ぁ！」 ピストンされてた熱いモノが、前立腺を超えてその先までグッと挿れられる。 「あ…あ、ぁは……っ！」 深すぎて逃げ腰になるのをぎゅっと抱きしめられて固定され、ズ…ズ……と進んでくる感覚にガクガクなるのが止まらなくて。 「はぁっ、アキ……！」 「っ！」 吐息と一緒に名前を呼ばれて、キュゥッと締め付けてしまうナカが堪らない。 「く、ーーーーっ！！」 ドクンと目の前の身体が大きく震え、ナカのモノがビクッと弾ける感覚。 ドクドク…と熱いモノが最奥に吐き出されるのが、驚く程ダイレクトに伝わる。 その快感に、 「ひ！ ひ、ぁ、あぁぁあぁっ」 俺も、レイヤのモノを思いっきり締め付けながらビクンッと熱を吐き出した。