19 / 38
第19話 またね*
犯されて、何度気を失っても快楽と痛みによって叩き起される
こんなことを繰り返して、もう何日経ったのか分からない
「よし、じゃあ俺復活したし、朔久くんまた相手してね!」
「あぁっ…んっゃぁ…」
「ねぇ、また切っていい??」
「…っぁあ…っ…」
男達は飽きないのだろうか
あたまがぼーっとする
「返事がないってことはいいってことだよね」
「あ゛っっやぁぁぁ」
身体が痛い
「切られて気持ちいいの?変態だねぇ〜」
喘いでるのはぼく…?
「おい、こいつやばいんじゃね?目すわってんじゃねぇか」
なに?なんて言ってるの?
声が遠い
「そろそろ辞めとかないと死んじゃいそうだし、あとあと1発やったら終わりにするか」
律動が速まる
ばじゅばじゅ
「あ゛…やぁ…っん、んぁあああああ」
「…っく………」
お腹がじんわりと温かくなる
指先も動かせないほどに身体が重い
あ…もう…だめだ…
「またね、朔久くん」
世界がブラックアウトしていく中でそんな声を聞いた気がした
ともだちにシェアしよう!