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第116話
千鶴の耳朶を摘んで、ぷにぷにと感触を楽しむ。クスクスと笑う千鶴が可愛い。
俺の腕の中で安心しきって身体を預けてくるから、指先で頬から顎へとなぞった。
そっと目を閉じる千鶴の、顎にやった指先を喉へと滑らせる。
白く細い首をゆっくり辿ると、鎖骨の間で止める。
俺の貸した服は千鶴には少しだけ大きくて、襟元からスルリと簡単に手が入っていく。
触り心地のいい肌を存分に掌で味わうと、小さく反応した胸の突起の周りを指先で円を描くようになぞった。
「ふっ……」
千鶴の口から零れた吐息がやたら甘く感じて、頭が痺れた。
突起を弾くとピクリと身体を跳ねさせ、摘むと声を漏らした。
敏感に反応する身体をもっとじっくり見たくなって、千鶴の着ていた服を剥がす。
散々ヤリまくったのに、また千鶴を抱きたくなって自分の欲の深さに驚いてしまう。
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