玲side 自己紹介が終わってから、雪くんと仲良くなるために、二人で話しかけてみた。 「雪くんは、猫好き？」 「それとも犬の方が好き？」 話しかけても、返答がない。零ちゃんも困り果てていて…。僕は、どうしたらいい分からなかった。先輩たちに目配せして、助けを求めても二人もお手上げで…。 「雪⁇ どうした？」 それでも、蛍先輩は助け舟を出してくれようとした…。結果、蛍先輩の声も届いていない…。 蛍先輩も、困ったような表情をしていた。 「いつもこんな感じなの〜？」 「いや、いつもはもっと明るい」 そんな中、このカフェのオーナーの優さんが助けてくれて…。雪くんも、喋ってくれるようになったのだっ！ 嬉しくて零ちゃんと二人、ニコニコしながら、恋バナをする事にした！