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遊園地 3

雪side ふふっ、蛍くんと手繋いで歩ける。嬉しいなぁこれからは女装して出かけようかな。まぁ、 恥ずかしくないといえば、嘘になるけど…。 「随分と、楽しそうだな」 「うん。だって、堂々といちゃつけるんだもん!」 そう言うと、蛍くんも "そうだな" と心から嬉しそうに笑って言った。なんだろ、ちょっとだけ女の子の方がいいのかなと、"もやっ"とした… 「雪、無理に女装しなくてもいいからな。雪が可愛いのは俺だけが知っていれば十分だ」 「蛍くん、嫉妬してるの?大丈夫だよ?僕が、好きなのは蛍くんだけだもん」 「ははっ、雪には敵わねぇ〜」 いつもよりも素直に気持ちを伝えてくる蛍くんに、僕はドキドキさせられていた。それに、 女装しなくてもいいと言われたみたいで、なんだかホッとした…。

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