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閑話:午後8時のロールプレイ (1)

俺は今、 「や、やめっ……も、許して……っ」 「だめです」 取引先の社員に襲われている。 うつ伏せに押し倒された身体は、両腕を背中で縛り上げられているせいでまともに動かすことができない。 なんとか全身を使ってベッドからずり落ちようとすると、大きな手に後頭部を押さえつけられ阻止される。 体格差を惜しみなく活かして俺の身体をがっちりホールドしたその男は、いきなり俺のズボンをずり下げた。 そして割れ目に突き立っていたそれを、ゆっくりと回転させ始める。 「神崎さん」 「あっ、は、ぁ……」 「あんたのミスで工期が遅れたんですよ。どれだけの損害出したかわかってる?」 「お、俺はなにもしてな……っ」 「ふうん、まだ認めないんですね。思ったより強情だ」 男は喉の奥で笑うと、奥深くまで埋もれていたそれを一気に引きずり出した。 ものすごい勢いで内臓がひっくり返される。 身体が勝手に飛び上がった。 男は乾いた息を鼻から吐き出し、たくさんのボールが繋がったそれを俺の目の前に散らつかせてくる。 「神崎さんって淫乱なんですね。こんな長いの、しっかり咥えて感じちゃうなんて」 「う、るさい!も、やめろよぉ……っ」 「そんな口きいていいと思ってるんですか?」 忌々しそうに唇を歪め、男が再びそれを挿入してきた。 徐々に大きくなるボールが、ひとつ、またひとつと、内壁を強引に押し拡げていく。 「佐藤くんっ……あ、あ、ああ!」 「気安く呼ばないでください」 「あっ……ああ……っ!」 佐藤くんは、時々ものすごく変態だと思う。

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