「才……俺、死ぬくらい嬉しいんだけど」 「うん」 「わかる？」 「うん」 マリーの長い髪がサラサラと落ちてくる。 キラキラした瞳は、相変わらず美しく真っ直ぐ俺を見つめていて、吸い込まれてしまいそうだ。 色っぽいなぁ……その髪もその瞳も大好きだ。 「マリーはこんな俺でいいの？マリーは王子様だけど、俺はなんの取り柄もない普通の男だけど」 マリーの指が俺の頬を撫で、シャツのボタンを外していく。 「それ今さら？そんなことより……キスしたい……」 「ん……っ」 カプリと食べられるようにキスをされ、暫く無言の甘い時間が続く。 しかしその間に俺はあっという間に丸裸にされてしまった。 優しいキスは少し強引で、マリーの気持ちが伝わってきて嬉しい……でも……は、恥ずかしい…… 「欲しい……才のこと……全部欲しい……」 「ひぁ……」 マリーの唇が首筋を這い鎖骨から胸に吸い付く……舌で乳首を転がされて変な声が出てしまう。 くすぐったいようなぞくぞくする感じが止まらない。 脚を広げられながら腹からその下へと舌が這うから、羞恥心に耐えきれず脚を閉じようとするも無駄な抵抗に終わってしまった。 「才のチンチン可愛い……」 「だ！だからそんなこと言わないで……！」 「……本当の事だし」 足の付け根を掴まれ、くるんとうつ伏せにされると、なんとお尻の割れ目をマリーが舐め始めたではないか！ ギャーーー！！ 「ちょ！ちょ！ちょっと！そんなことっ！」 「……」 ピチャピチャと舐められ完全に俺はパニックだ。 そんな汚いとこ……駄目だって！ それなのに、躊躇することなくマリーはそこに舌を這わせる。 ……やだぁ…… 唾液で濡れた密部を指先で撫でられ、つぷりと指が入れられる。 恥ずかしさのあまりシーツに顔を埋めて耐えた。