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第4話
「これはメーカーから来たサンプルだよ」
パパがぼくの目の前に出したのは先端が太い棒だった。
パッケージには何も書いてなくて透明な箱に入っているだけだ。
「これはいつもの玩具と違って面白い機能が付いてるんだよ。きつくても、ちゃんと感想を言うんだよ」
「あい」
ぼくが頷いて返事をするとパパは再びローションの入ったボトルを取り上げ、指に絡めるとそれをお尻の孔へと塗り込んでいく。
「ん゛ん゛ん゛っ」
「細いバイブで慣らしておいたけど、僕の指をきゅうきゅう締め付けてみことのおしりは食いしん坊だね」
2番目のパパはぼくに名前もくれた。
はじめのパパにはポチと呼ばれていたけど、そんな事を知らないパパは名前が無いと不便だと言うことでパパの大好きなアニメのキャラクターの名前でぼくを呼んでくれていた。
「あっ…パパのゆびきもひいいよぉ」
ぎゅぼっ、ぎゅぷっ、ぎゅばぁ
パパの太い指がお尻の孔を行き来する度にローションが空気を含んだ水音をたてる。
左右に割り開かれたり、入口辺りをなぞられたりすると腰がカクカクしてしまう。
「うららか学園の制服を着たみこと…とってもいやらしいよ」
「あん、んっ、うひっ!」
ぼくは今、アニメ魔法の妖精マジカルミコミコの主人公…:鏡美琴(かがみみこと)が通ううららか学園の制服を着せられている。
パパに下半身を持ち上げられ、お尻の孔にパパの舌が入ってくる。
「みことのおなか…なめちゃだめぇぇ」
「パパの舌をきゅっきゅって締め付けてくるね。スカートもローションでドロドロだ」
舌がお腹の中で暴れまわると、お腹の前の部分がじんっと痺れる。
気持ちが良すぎて、プリーツスカートを皺になるほど握りしめてしまい自然とスカートを自分でめくっている状態になる。
「あっ…パパぁ…!!」
「ふぅ…みことの美味しかった」
「あっ…あっ…あろちょっとらったろにぃ」
あと少しでまた逝ってしまうと言うところでパパの舌が引き抜かれてしまって、お尻の孔はひくひくとパパを誘っているけど、当のパパはそれを全く気にしていない。
ぼくは名残惜しさに、不満げな甘えた声しか出ない。
「気持ちいい時はちゃんと言わなきゃダメだって教えたよね?言えなかった、みことにはお仕置きだよ」
「おし…おき…うっ、やぁ」
パパは嫌がるぼくを押さえつけ、太股と手首を繋ぐ枷を取り付けた。
「やぁー。ごめんなさい。言う!言うからぁ」
「コレちょっと変わったバイブみたいだぞ」
「ひっ!」
パパが棒をさわると先端がにゅうっとのびた。
先端は小さな傘の様になっていて少し固い素材で出来ているみたいだ。
「先が太くなってるけど、本体は細いからがんばれ」
「んんんんん」
パパが言う通り、先端が大きくて慣らされていたのになかなか入らない。
しかし、パパは押し付けるようにしてぼくの中に押し込んでくる。
「お!入った…次は本体だぞ」
「あぁぁ…これながいぃぃぃ」
本体についているイボイボが入口や中に当たって寒気がするほど感じてしまう。
腰が自然に前に突き出る。
「ここが終点かな?」
「ひっ!ひぃぃっ」
棒が半分ほど入った頃、お腹を中からコンコンとノックするようにされるとパパが手を止めてくれた。
この時点でぼくはお腹がいっぱいで身体が何時もより痙攣してしまっている。
「ここからが本番だよ。バイブの先を直腸の奥まで進めるぞー」
「んぎぃぃぃっ」
お腹が痛くて苦しくてどうしようもないのに、パパに足を押さえつけられているので身動きもとれずにパパのすることをただ受け止めることしかできない。
「みこと知ってる?直腸の奥にはS字結腸っていうもうひとつの入口があるんだよ…そこにバイブを引っ掛けたから勝手に引き込まれていくぞ」
「いやぁぁぁ」
パパの言うとおり、棒から手を離してぼくの写真を色々なアングルから撮っているのに棒は勝手にぼくの中に入ってくる。
「ここでスイッチ…ON♪」
「ひいぃぃっ!おにゃがすごいーっ」
棒に繋がっているリモコンのダイヤルを回すと、お腹の中の棒がぶるぶる震動しはじめる。
「出る!おなかの中身出ちゃうよぉぉ」
ぼくの意思とは関係なく入れられたものが押し出されていく。
勢いよく出ていく棒に入口を激しく擦られ、その気持ちよさに身体が自然と丸まってくる。
「うああ~。おひり気持ちいいよぉぉ」
「いきんでも結腸部分に引っ掛かって出てこないし、反射運動終わった結腸部はバイブと一緒に元に戻ろうとする…か」
「…え?えっ!?」
ぼくはパパの言っている事が理解できなくて戸惑っていると、ゆっくりと棒が体内へと戻ってくる。
パパはそれを見ながら写真を撮ったり、パンフレットの様なものを見ている。
「やあぁぁっ!!まだ入ってぐるぅぅ」
「S字結腸と直腸の両方刺激してるから、お尻の動きを止めないと出たり入ったりするんだって」
「やっ……また!また出ちゃ…」
さっきより多く受け入れたかと思うと、また身体が棒を押し出そうと準備をはじめる。
「いやああーっ!とめへっ!みことのおじりばがになるぅぅぅ」
それからどれだけの間そうされていたか分からないが、いつの間にか制服は脱がされ拘束されていたベルトは取り外されていた。
「どう?みこと。気持ちいい?」
「あっ…あがかっ」
ぼくは強烈な快楽に既に言葉も喋れないほど感じてしまい、身体は筋肉が収縮してしまって上手く動かなくなていた。
「凄い…逝きっぱなしだし、小さなちんちんピンピンさせてこれを見たお客さんにバカ売れするよー」
「ひぎぎーっ」
ぼくのものをパパの大きな手で玉ごと刺激されてしまえばぼくはひと溜まりもなかった。
「はは。また勢い良く飛び出してきた」
「おじりとげるぅぅぅ!パパとめて!ゆるじてぇぇ」
ぼくは呆気なく逝ってしまい意識を手放した。
+
「んっ…ちゅぶっ、うごっ」
「ミコミコ出すよっ!」
数日後。
ぼくは机の下に潜ってパパのお薬を飲んでいた。
今日はマジカルミコミコのコスプレをしているので、パパもぼくを“ミコミコ”と呼んでいる。
「やっぱり、写真つきだとバカ売れするな」
パパの独り言を聞きながら、ぼくはお尻に入れてもらったバイブが気になって腰を振りながらパパのお薬を最後まで飲むために、先端へちゅうっと吸い付く。
「ミコミコも見てみる?」
「うぅん…」
机の下から引きずり出され、膝の上へと座らさせられる。
「ほら。ミコミコのえっちな写真を見て沢山の人がバイブ買ってくれてるよ」
「あっ…ひゃう」
パソコン画面を見ようにもパパの腕はぼくの両膝の下に回っていて、反対の手でバイブを激しく抜き差ししているのでぼくの視界は涙のせいで霞んでいる。
そのせいで前が上手く見えない。
「あっう!おみみやぁぁ」
「ミコミコのお耳も、首もおいしいよ」
耳に舌が入ってきて耳元でくちょくちょという水音と、コスプレ衣装の上から弄られる乳首の刺激にお菓子などなくても最近ではこの行為事態が好きになっていていた。
「ここに来たときはヤク中でどうしようかと思ったけど、薬が欲しい欲求を全部快楽に置き換えたら…すっかりえっち大好きなわるい子になっちゃったね」
「みことぉ…えっちだいすきぃー。ちゅっ、んふっ」
パパの舌がお口の中を舐め回して、唾液を飲ませてくる。
ぼくは素直にそれを飲み込んだ。
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