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11-冬森が天音のおうちにお邪魔するゾ

整然と片づけられたワンルーム。 インテリアはシンプルなモノクロカラーに統一されており、住人の性格を雄弁に物語っていた。 「天音……ッだめ、やめ……ッろ!」 「どうして?」 布張りの柔らかな三人掛けソファにお行儀悪く座った冬森。 その制服の内側に滑り込んだ天音の利き手。 「汚しちまうだろ……ッお前の手ッッ」 「汚していい、冬森」 純和風な一重まなこが狼狽している双眸を真摯に覗き込んだ。 「冬森に汚されたい」 その日は文化祭だった。 文化祭企画委員の冬森は朝から夕方までバタバタだった。 『企画委員ーイス足りねーぞ』 『企画委員ー両面テープなくなったぞー』 『企画委員ー企画委員ー』 『うるっせぇ! 俺は聖徳太子じゃねーんだよ!』 一度に複数のことを言われ、企画委員として受け持つべき仕事なのに冬森は逆ギレしてばかりいた。 他の企画委員もバタバタで冬森がキーキーイライラしていたら、親切な天音がいろいろと手伝ってくれた、というか冬森よりも小まめに動き回った。 『買い出し、俺が行ってくる、冬森』 『悪ぃ~天音~』 『これくらい何てことない』 「あッッ」 ベルトとホックを外され、寛げた制服ズボンとボクサーパンツの中にまで入り込んだ天音の利き手。 すでにうっすら濡れて発熱気味なペニスをゆっくり握りしめ、ゆっくり擦る。 「んん、ん、ん、ン……ッ」 天音のあのきれーな手が、長い指が。 俺のチンコしごいてる。 腰が勝手に揺れる。 震えが止まんねー。 怖いくらい感じてる。 心臓が火傷しそーだ。

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