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日暮れまで後少し。 郵便局、ドラッグストア、コンビニの前を通過し、交通量の多い表通りから裏道に入ったところにある一人暮らし向け二階建てのアパート。 まだ明かりを点けずにカーテンが開かれた二階の部屋には夕日が差し、白い壁はところどころ茜色に染まっている。 天音が夕食を作っている間、冬森はつまんなさげに夕方のニュースを眺めていた。 「味付け、濃い目がいいか?」 玄関側のキッチンスペースから天音が問いかけてくる。 ネクタイだけ外した眼鏡男子は前掛けエプロンを身に着けてフライパンで炒め物をしていた。 ブレザーを脱いでいつものように長袖シャツを腕捲りしていた冬森は、ソファから立ち上がると、料理中の天音の背中へ。 「天音の好きな味でいー」 抱きついて回答した。 肩に顎をくっつけて覗き込んで「うまそー」と目を輝かせる。 「しづらい、冬森」 「んー」 「火傷するぞ」 「んな。ガキじゃあるまいし」 「あのな……」 「天音のおっぱい、もんじゃお」 あほ冬森にセーター越しにぺちゃぱいをさわさわされて天音の手元はどうしても狂いがちだ。 「なーはらへったー天音ー早くしろー」 「じゃあ……邪魔しないでくれ」 「んー? だってなんかえろいんだもん、飯つくってるお前」 安全第一、天音は一先ずコンロの火を止めた。 くるりと振り返ってイタズラをやめない冬森と向かい合う。 「俺のおっぱい、もんでみる?」 えろあほ本領発揮中の冬森は、天音の両手をとると、自分のぺちゃぱいにタッチさせた。 膨らみ皆無。 あくまで平面だ。 インナーを着ていない彼の、掌の中心に制服越しにコリッとさわる突起。 「揉むって……こうか……?」 異性の胸を揉んだ経験皆無の天音だが。 ない肉を寄せ集めるように、意外と官能的な手つきで、冬森のぺちゃぱいにタッチさせられている両手を緩やかに動かした。 「……お前、もんだことあんの?」 「ない」 「……なんか、やらし」 土日はあまり構えずに通り過ぎていた冬森の胸。 ゆっくり顔色を変えていく冬森の様子を窺いつつ、手を、動かし続ける。 「……あ、やば」 「……なんだ?」 「……勃った」 そう言って冬森はするりと自分の股間に片手を這わせ、もう片方の手で天音の手をさらに強く自分の胸に。 コリコリ度の増した乳首を自らも天音の掌に押しつけた。 「どっちも勃った……わかっか?」 「……うん」 「おら……こんなかんじ」 冬森は自分の制服シャツを天音の目の前で捲り上げてみせた。 宵に近づくにつれて冷えていく玄関前のキッチンで褐色肌を大胆に露出させる。 ぷくっと硬く張り詰め、とんがっちゃった乳首を、生披露。 「なーなー、天音ぇ……?」 板についたえろあほ顔で。 どえらく生意気そうなふてぶてしい目をすんなり欲情させて。 不敵な上目遣いでもって天音を誘惑した。 「お前にだけ無料大サービス、このおっぱい、時間無制限で好き勝手させてやろーか……?」

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