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「ッ……ッ、ッ!」
冬森の動物じみた動きがぴたりと止まった。
ぶるりと全身を波打たせ、はぁはぁ喘ぎながら、天音の頬に唾液をぽたっと零す。
「冬森、まさか……?」
天音の告白に感極まった冬森は呆気なく、思わず……達してしまった。
「天音さー、お前さー……はぁ……いちいち古風なんだよなー……はぁ……」
「……すまない」
「はぁ……違ぇーよ……好きだよ、天音」
「ッ」
上体を起こして膝立ちになった。
天音を跨いだ状態でベルトをカチャカチャ外すと下肢の服を一息にずり下ろす。
ぬるぬるな冬森汁が天辺にこびりついたえろあほペニスが勢いよくお目見え、まだ硬く、空中で活発に脈動した。
「おら、脱がせるぞ」
「じ、自分で脱ぐからいい」
「恥ずかしがんなよ、かわいーけど」
自分より上背ある天音のぎごちなさにめろめろな冬森は。
何もかもが覚束ない彼の制御を簡単に突破して制服ズボンも下着も手慣れた風に蔑ろにし、ベッド下へ放り投げた。
すぐに足を閉じようとした天音をまた制する。
片足の太腿をぐっと掴んで横に開かせ、ご開帳、強制。
「勃ってんのな」
満更でもなさそうに嬉しそーに冬森に言われ、天音はちょっとそっぽを向いた。
さらりと流れる黒髪。
読書中も授業中もいつだって悩ましげな指でふとした拍子に眼鏡をかけ直す仕草に、ぐっとクルこと、しばしば。
「え、あ」
いきなり未開発領域のソコにぴとりと押しつけられた、冬森のえろあほペニス。
まだ心の準備が整っていなかった天音は反射的に身を固くした。
「……まー、緊張するよな、そりゃ」
そのまま突っ込みたい欲もあったが、純潔天音の初体験、なるべく痛い思いをさせたくない冬森は。
えろあほペニス天辺のぬるぬるを分けるように、天音の純潔孔に、軽く先っぽをくっつけた。
粘ついた白濁汁を満遍なく塗りつける。
片手を添え、ぬるぬるぬるぬる、硬派な肉孔を軟派な先っぽでヤラシクなぞる。
なんとも言えない愛撫に天音は全身を火照らせてしまう。
冬森の精液をアソコに塗りつけられていることに、ずくずく、下半身の中心を疼かせてしまう。
冬森、冬森……。
「じゃ、指で馴らすからな」
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